Linkexpress Transactional Replication option説明書
目次 索引 前ページ次ページ

第6部 クラスタシステム> 第28章 TJNL> 28.4 クラスタシステム(MSCS/フェールオーバー クラスタリング編)

28.4.2 環境削除

クラスタサービスの環境削除の項目は、以下のとおりです。

作業の流れは、"図:環境削除の手順"のとおりです。

[図:環境削除の手順]

■TJNLのディスクリソースの確認

TJNLの環境を削除する場合、TJNL用のディスクリソースがオンラインになっているノードで資源を削除することになります。資源の削除は、ディスクリソースがオンラインになっていれば、どちらのノードでも行えます。

■リソースのオフライン

クラスタアドミニストレータを使用して、TJNL、TRMおよびJournalTransferのリソースをオフラインにします。

■リソースの削除

クラスタアドミニストレータを使用して、TJNL、TRMおよびJournalTransferのリソースを削除します。

■データベースシステムの起動

TJNLの環境を削除するため、TJNL用のディスクリソースがオンラインになっているノードで、データベースシステム(Symfoware/RDBやOracleデータベース)を起動します。Symfoware/RDBの起動方法の詳細はSymfowareのマニュアルを参照してください。Oracleデータベースの起動方法の詳細はOracleのマニュアルを参照してください。

■TRMの起動

切替えディスクにアクセス可能なノード上で、TRMを起動します。
TRMの起動については、"TRMの起動"を参照してください。

■TJNL環境の削除

TJNL環境を削除します。削除方法はクラスタシステムを使用しない場合と同じです。TJNLの環境削除の詳細は"Symfoware/RDB連携編"の"環境削除"もしくは"Oracle連携編"の"環境削除"を参照してください。削除には、tjnlunsetupコマンドを使用します。このコマンドは、ノードで一度だけ実行します。以下にtjnlunsetupの入力例を示します。

tjnlunsetup

■TRMの停止

TRMを停止します。
TRMの停止については、"TRMの停止"を参照してください。

■ノード1のTRM環境を削除

ノード1で、TRM環境を削除します。TRM環境を削除するときには、切替えディスクにアクセスできる状態でなければなりません。
環境の削除は、通常の環境削除と同様に、trmqdunsetupコマンドを使用します。以下にtrmqdunsetupコマンドの入力例を示します。

trmqdunsetup

■ノード2のTRM環境を削除

ノード2で、TRM環境を削除します。TRM環境を削除するときには、切替えディスクにアクセスできる状態でなければなりません。
環境の削除は、通常の環境削除と同様に、trmqdunsetupコマンドを使用します。以下にtrmqdunsetupコマンドの入力例を示します。

trmqdunsetup


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright FUJITSU LIMITED 2007-2009