Linkexpress Transactional Replication option説明書
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第6部 クラスタシステム> 第28章 TJNL> 28.4 クラスタシステム(MSCS/フェールオーバー クラスタリング編)> 28.4.1 環境設定> 28.4.1.1 クラスタシステムの基本的な項目

28.4.1.1.2 共有記憶装置の割り当て

TJNLをクラスタシステムで動作させるためには、以下のすべてのファイルを共有記憶装置上に作成しなければなりません。

そのため、必要なファイル容量を見積った後に、その容量を格納できる共有記憶装置上の物理ディスクを用意します。この物理ディスクを、TJNLを所属させるリソースグループにリソースとして登録します。以降、ここで登録したリソースを"TJNL用のディスクリソース"と呼びます。

Symfoware/RDBで作成するファイルについてはSymfowareのマニュアルを、Oracleデータベース作成時に作成するファイルについてはOracleのマニュアルを参照してください。

共有記憶装置に作成する資源を"図:共有記憶装置上の物理ディスクの構成"に示します。

なお、物理ディスクは複数使用することも可能です。その場合、使用するすべての物理ディスクを、TJNLを所属させるリソースグループにリソースとして登録しておきます。

[図:共有記憶装置上の物理ディスクの構成]


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