Linkexpress Transactional Replication option説明書
目次 索引 前ページ次ページ

第6部 クラスタシステム> 第27章 TRO> 27.2 クラスタシステム(PRIMECLUSTER編) > 27.2.3 保守

27.2.3.1 環境削除

環境削除について説明します。

■クラスタシステムの環境削除

PRIMECLUSTERに作成したクラスタシステムの環境を削除する手順は以下のとおりです。
TRO、TRMおよびJournalTransferに対して行います。

  1. リソースの削除

    Web-Based Admin View(Solarisサーバの場合)またはRMS Wizard(Linuxサーバの場合)を使用して、クラスタアプリケーションからリソースを削除します。詳細については、"PRIMECLUSTER 導入運用手引書"を参照してください。

  2. 状態遷移プロシジャのリソース削除

    状態遷移プロシジャのリソース削除を行います。
    状態遷移プロシジャのリソース削除を行うには、PRIMECLUSTERのcldelprocrscコマンドを使用します。コマンドの詳細については、"PRIMECLUSTER 導入運用手引書"を参照してください。
    以下に、cldelprocrscコマンドの実行例を示します。

    TROの例

    cldelprocrsc -n TRM001.DBSVCRTM -c Application

    TRMの例

    cldelprocrsc -n TRM001.TRM -c BasicApplication

    JournalTransferの例

    cldelprocrsc -n SERVICE.JournalTransfer -c BasicApplication

    指定内容は、登録時の内容に合わせてください。

     

  3. 状態遷移プロシジャの削除

    各ノード上に格納した状態遷移プロシジャを削除します。
    状態遷移プロシジャの削除を行うには、PRIMECLUSTERのcldelprocコマンドを使用します。コマンドの詳細については、"PRIMECLUSTER 導入運用手引書"を参照してください。
    以下に、cldelprocコマンドの実行例を示します。

    TROの例

    cldelproc -c Application TRM001.DBSVCRTM

    TRMの例

    cldelproc -c BasicApplication TRM001.TRM

    JournalTransferの例

    cldelproc -c BasicApplication SERVICE.JournalTransfer

    指定内容は、登録時の内容に合わせてください。

■TRMの環境削除

TRMの環境を運用系ノード、待機系ノードともに削除します。双方のノードの環境削除順序は問いません。作成時に-hオプションを指定していないノード上で環境削除を行う場合は、切替えディスクにアクセスできる状態でなければなりません。


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright FUJITSU LIMITED 2007-2009