Linkexpress Transactional Replication option説明書
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第3部 TJNL> 第11章 Symfoware/RDB連携編> 11.6 ジャーナル利用側業務の運用> 11.6.3 メッセージ取出し

11.6.3.2 データ形式

メッセージ取出しコマンドでは、メッセージから利用ジャーナルのみを取り出してファイルに格納します。したがって、以下のデータはファイルに取り出されません。

"図:ファイルのデータ形式"にメッセージ取出しコマンドで作成されるファイルのデータ形式を示します。なお、利用ジャーナルのデータ形式は"データ形式"を参照してください。

[図:ファイルのデータ形式]

ただし、利用ジャーナルにジャーナル・チェックポイントの項目が含まれる場合、メッセージ取出しコマンドは、利用ジャーナルからジャーナル・チェックポイントの項目を除いて取り出します。

取得定義でジャーナル・チェックポイントが定義されていて、配付定義で圧縮しない指定をしている場合、メッセージキューに配付される利用ジャーナルにはジャーナル・チェックポイントの項目が最終項目として付加されますが、メッセージ取出しコマンドが作成したファイルには格納されません。また、レコード制御部のレコード長は、ジャーナル・チェックポイント項目の長さを除いた長さを設定します。

圧縮についての詳細は"圧縮"を、レコード制御部の詳細は、"レコード制御部"を参照してください。

"図:ジャーナル・チェックポイントが定義されている場合のファイルのデータ形式"に取得定義でジャーナル・チェックポイントが定義されている場合のファイルのデータ形式を示します。

[図:ジャーナル・チェックポイントが定義されている場合のファイルのデータ形式]


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