PRIMECLUSTER 活用ガイド <クラスタ構築・運用時の留意点> (Solaris(TM)オペレーティングシステム/Linux版)
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第3部 システム構成変更編> 第8章 構成変更時の注意点> 8.1 CFの設定変更

8.1.3 CFのハートビート時間の変更

CFは10秒間、ハートビートが行えない場合、ハートビート切れと判断します。システムが高負荷状態でハートビート切れが頻発する環境では、ハートビート時間をチューニングしてください。

ハートビート時間を長くすると、異常検出時間が長くなります。よって、ハートビート時間のチューニングは慎重におこなってください。

ハートビート時間の10秒をチューニングする場合、以下の手順で行います。

  1. クラスタシステムを構成する全てのノードの"/etc/default/cluster.config"の末尾に以下を追加します。元に戻す場合を想定し、変更前の記述内容を控えておいてください。

    CLUSTER_TIMEOUT "秒"
    例) 30秒に変更する場合
    CLUSTER_TIMEOUT "30"

  2. クラスタシステムを構成する全てのノードを再起動してください。


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