PRIMECLUSTER 活用ガイド <メッセージ集> (Solaris(TM)オペレーティングシステム/Linux版)
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第7章 特定コマンド実行時のメッセージ> 7.7 cfbackup コマンドメッセージ

7.7.2 ログファイル出力

cfbackup コマンド実行時のログファイル出力メッセージを、アルファベット順に説明します。


 

date time WARNING: cfbackup: specified generation n too small - using p

[内容]

/opt/SMAW/ccbr/ccbr.gen の値より小さな世代番号が cfbackup コマンドに指定されました。
/opt/SMAW/ccbr/ccbr.gen の値が使用されます。

[対処]

対処する必要はありません。


 

date time cfbackup [FORCE] n [(TEST)] log started

[内容]

このメッセージは、cfbackup の処理が開始したことを示します。

[対処]

対処する必要はありません。


 

date time nodename not an active cluster node

[内容]

これは応答不要メッセージです。指定されたノードがアクティブな PRIMECLUSTER ノードでないことを示しています。

[対処]

対処する必要はありません。


 

date time no runnable plug-ins! cmd aborted.

[内容]

cfbackup コマンドは、/opt/SMAW/ccbr/plugins ディレクトリで実行可能なスクリプトを発見できませんでした。

[対処]

システムに PRIMECLUSTER のパッケージが適切にインストールされていない可能性があります。インストール時にエラーが発生していないことを確認してください。

適切にインストールされている場合には、このメッセージを記録して、調査用の情報を採取します。その後、当社技術員 (SE) に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。


 

date time cfbackup n ended unsuccessfully

[内容]

このメッセージは、cfbackup コマンドがエラーコード 2 または 3 で終了したことを示します。

[対処]

このメッセージと同時に出力される理由を示すメッセージを参照してください。


 

date time validation failed in pluginname

[内容]

このエラーメッセージは、プラグインモジュールの検証ルーチンが、cfbackup コマンドにエラーコード 2 または 3 を返したことを示します。

[対処]

/opt/SMAW/ccbr/ccbr.conf に定義されている CCBRHOME ディレクトリ配下のファイルを採取し、当社技術員 (SE) に連絡してください。


 

date time backup failed in pluginname

[内容]

このエラーメッセージは、プラグインモジュールのバックアップルーチンが、cfbackup コマンドにエラーコード 2 または 3 を返したことを示します。

[対処]

/opt/SMAW/ccbr/ccbr.conf に定義されている CCBRHOME ディレクトリ配下のファイルを採取し、当社技術員 (SE) に連絡してください。


 

date time archive file creation failed

[内容]

このエラーメッセージは cfbackup コマンドがバックアップツリーからアーカイブファイルの作成に失敗したことを示しています。

[対処]

/opt/SMAW/ccbr/ccbr.conf に定義されている CCBRHOME ディレクトリ配下のファイルを採取し、当社技術員 (SE) に連絡してください。


 

date time archive file compression failed

[内容]

このエラーメッセージは cfbackup コマンドが圧縮アーカイブファイルの作成 (compress) に失敗したことを示しています。

[対処]

/opt/SMAW/ccbr/ccbr.conf に定義されている CCBRHOME ディレクトリ配下のファイルを採取し、当社技術員 (SE) に連絡してください。


 

date time cfbackup n ended

[内容]

このエラーメッセージは cfbackup コマンドがすべての処理を完了したことを示しています。 処理の間に返されたリターンコードのうち、最も値が高いものがリターン/ エラーコードの値として使用されます。

[対処]

対処する必要はありません。


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