PRIMECLUSTER 活用ガイド <メッセージ集> (Solaris(TM)オペレーティングシステム/Linux版)
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第3章 GUI のメッセージ> 3.1 Cluster Admin のメッセージ

3.1.2 エラーメッセージ

Cluster Admin が表示するエラーメッセージを、メッセージ番号順に説明します。


 

0760 :A requested operation failed. (エラー詳細)

操作指示が失敗しました。(エラー詳細)

[内容]

行おうとした操作指示が失敗しました。(エラー詳細) にクラスタリソース管理機構のエラーメッセージが表示されます。

[対処]

(エラー詳細) を確認後、エラーメッセージの対処方法に従って対処を行ってください。

<確認>ボタンをクリックしてメッセージダイアログを終了してください。


 

0761 :An internal contradiction occurred in the main CRM window. (エラー詳細)

CRM メインウィンドウで内部矛盾が発生しました。(エラー詳細)

[内容]

以下のいずれかの現象が発生している可能性があります。

[対処]

<確認>ボタンをクリックしメッセージダイアログを終了後、Web-Based Admin View を再起動してください。その後ブラウザを再起動し、再度操作を行ってください。Web-Based Admin View の再起動方法は、"PRIMECLUSTER Web-Based Admin View 操作手引書" の "6.2 再起動" を参照してください。

再度このメッセージが表示された場合には、Java コンソール/エラーダイアログのハードコピー/調査情報を採取後、当社技術員(SE)に連絡してください。


 

0763 :The operation cannot be executed because the resource database is not configured on all nodes, or all nodes are not communicating with Web-Based Admin View.

すべてのノードでリソースデータベースが設定されていない、または、Web-Based Admin View と接続されていないノードのため、操作を行うことができません。

[内容]

以下の事象が考えられます。

[対処]

クラスタリソース管理機構が起動処理中ですので、<確認>ボタンをクリックしメッセージダイアログを終了後、しばらく待ってから再度操作を行ってください。それでも発生する場合は、ノードの電源が投入されているか、ノード上でクラスタリソース管理機構が正常に動作しているか確認してください。

ノードの電源が投入されていて、クラスタリソース管理機構が正常に動作している場合は、操作を行おうとしたノードの Web-Based Admin View を 再起動してください。Web-Based Admin View の再起動方法に関しては、"PRIMECLUSTER Web-Based Admin View 操作手引書" の "6.2 再起動" を参照してください。

上記対応後も本エラーメッセージが表示される場合は、Java コンソール/エラーダイアログのハードコピー/調査情報を採取後、当社技術員(SE)に連絡してください。

<確認>ボタンをクリックしてメッセージしてメッセージダイアログを終了してください。


 

0764 :An I/O error occurred.

入出力エラーが発生しました。

[内容]

入出力エラーが発生しました。

[対処]

以下に示す事象に該当するかを確認してください。

  1. CRM メインウィンドウを表示中に頻繁にノードの停止操作を行った
  2. CRM メインウィンドウからの操作指示中である
  3. ノードもしくはクライアントマシンに負荷がかかっている、あるいはネットワークに負荷がかかっている
  4. CRM メインウィンドウ表示中に、CRM メインウィンドウの初期化処理を行った

何らかの操作指示中であった場合、<確認>ボタンでメッセージダイアログを閉じ、数分(3〜 5 分程度)待って から、再度操作指示を行ってください。

操作指示中ではない場合、<確認>ボタンでメッセージダイアログを閉じ、ブラウザの再起動を行ってください。

上記で対処できない場合、全ノードで Web-Based Admin View の再起動を行ってください。

Web-Based Admin View の再起動方法に関しては、"PRIMECLUSTER Web-Based Admin View 操作手引書" の "6.2 再起動" を参照してください。


 

0765 :Communication with the management server failed.

管理サーバへのアクセス中に異常が発生しました。

[内容]

ブラウザと Web-Based Admin View 管理サーバとの間で通信エラーが発生しています。このエラーはクライアントのブラウザがオペレータ介入メッセージに応答しようとしたときに発生します。

[対処]

<OK>をクリックしてエラーメッセージ画面を閉じてください。

再実行してもエラーが発生する場合は、clreply コマンドを使用して応答します。Web-Based Admin View のメッセージが表示される場合は、そのメッセージの指示に従ってください。
メッセージ 0001 〜0099 の詳細については、"PRIMECLUSTER Web-Based Admin View 操作手引書" の "付録 A メッセージ一覧" を参照してください。

上記の方法で問題が解決しない場合は、調査情報を採取して、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。


 

0766 :The command terminated abnormally.

コマンドが異常終了しました。

[内容]

cldispfaultrsc コマンドまたは clreply コマンドが異常終了しました。

[対処]

コマンドの失敗により出力されるエラーメッセージを参照して、メッセージに示される処置を実行してください。


 

0767 :The command execution failed.

コマンドの実行に失敗しました。

[内容]

ノードにアクセスして clreply コマンドを実行できません。

[対処]

詳細情報に参照できない SysNode が示されている場合は、SysNode 上で clreply コマンドを実行してオペレータ介入メッセージに応答できます。GUI で応答を行う場合は、SysNode 上で Web-Based Admin View を再起動してください。

それ以外の場合は、Web-Based Admin View の管理サーバとなるノード上で Web-Based Admin View を再起動してください。Web-Based Admin View を再起動する方法については、"Web-Based Admin View 操作手引書" の "6.2 再起動" を参照してください。

上記の方法で問題が解決しない場合は、調査情報を採取して、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。


 

0768 :The processing for the proc1 cannot finish normally.

proc1 が正常に終了しませんでした。

[内容]

proc1 に表示される処理が正常に終了しませんでした。

[対処]

<確認>ボタンをクリックしメッセージダイアログを終了後、しばらくたってから再度操作を行ってください。

それでも本エラーメッセージが表示される場合には、Java コンソール/画面のハードコピー/調査情報を採取後、当社技術員(SE)に連絡してください。
調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。

proc1 に表示される処理名によって、行われる処理が以下のように異なります。


 

0769 :The processing was aborted because it could not be done on all nodes. (エラー詳細)

処理を実行できないノードが存在するため、処理を終了します。(エラー詳細)

[内容]

処理を実行できないノードが存在するため、処理を終了したことを示しています。

[対処]

エラー詳細に表示されるノードへのコマンドが発行できません。

そのノードの Web-Based Admin View を再起動後、しばらく待ってから再度実行してください。
Web-Based Admin View の再起動方法に関しては、"PRIMECLUSTER Web-Based Admin View 操作手引書" の "6.2 再起動" を参照してください。
上記方法でも同じメッセージが表示される場合は、そのノードを再起動してください。

上記すべての対処法が失敗した場合には、Java コンソール/エラーダイアログのハードコピー/調査情報を採取後、当社技術員(SE)に連絡してください。
調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。

<確認>ボタンをクリックしてメッセージダイアログを終了してください。


 

0773 :The initial setup of the resource database failed. (エラー詳細)

リソースデータベースの初期構成設定に失敗しました。(エラー詳細)

[内容]

リソースデータベースの初期構成設定に失敗しました。

[対処]

以下の事象が考えられます。事象に応じて対処を行ってください。

事象1

事象2

上記以外の場合や、上記対処を行っても同様のエラーが発生する場合には、Java コンソール/エラーダイアログのハードコピー/調査情報を採取後、当社技術員(SE)に連絡してください。
調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>"を参照してください。


 

0774 :Initial setup failed: the resource database could not be initialized.

初期構成設定の初期化処理に失敗しました。

[内容]

初期構成設定の初期化処理に失敗しました。

[対処]

Java コンソール/エラーダイアログのハードコピー/調査情報の採取後、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、"PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>" を参照してください。

ハードコピー採取後、<確認>ボタンをクリックしメッセージダイアログを終了してください。


 

0775 :CF is not running, or CF is not configured.

CF が構築されていない、または、CF が起動していません。

[内容]

CF が構築されていない状態、もしくは CF が停止しているノードが存在するため、リソースデータベースの初期構成設定が実行できません。

[対処]

[cf] タブを選択して CF メインウィンドウを表示し、CF の状態を確認した後、CF の構築もしくは CF の起動を行ってください。


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