Interstage Application Server リファレンスマニュアル（API編）

2.22.4.1 CosNotifyChannelAdmin::ConsumerAdmin::obtain_notification_pull_supplier()

名前

  CosNotifyChannelAdmin::ConsumerAdmin::obtain_notification_pull_supplier

形式

　#include  <NotificationService_cplus.h>
　CosNotifyChannelAdmin::ProxySupplier_ptr
　CosNotifyChannelAdmin::ConsumerAdmin::obtain_notification_pull_supplier(
                        CosNotifyChannelAdmin::ClientType            ctype,
                        CosNotifyChannelAdmin::ProxyID&              proxy_id,
                          CORBA::Environment&                          env );
                          throw( CORBA::Exception );

機能説明

　ctypeで指定されたクライアント種別を持つ、ProxySupplierのオブジェクトを作成します。proxy_idには作成したProxySupplierの識別IDが設定され、ProxySupplierのオブジェクトリファレンスが返されます。
　ctypeには以下の値を指定してください。

    CosNotifyChannelAdmin::ANY_EVENT...........any型イベントを扱います。

    CosNotifyChannelAdmin::STRUCTURED_EVENT....StructuredEvent型イベントを扱います。

　このメソッドはオブジェクトリファレンスを格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA::release()を使用して領域を解放する必要があります。

復帰値

　正常終了した場合は、envのexceptionメンバにNULLオブジェクトリファレンスが設定され、ProxySupplierのオブジェクトリファレンスを返します。
　異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクト、またはUserExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。

　ユーザ例外の場合、以下の詳細情報が設定されます。

　CosNotifyChannelAdmin::AdminLimitExceeded

　ProxySupplierの作成数の上限に達したため、これ以上は作成できません。

　システム例外の場合、“メッセージ集”の“イベントサービスから通知される例外情報/マイナーコード”および“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照し、設定されたシステム例外およびマイナーコードに対する対処を行ってください。