4.9 Q:手動でのアプリケーション登録

対象バージョンレベル

Systemwalker Centric Manager
- Windows版:V5.0L10以降
- Windows for Itanium版:V12.0L10以降
- Solaris版:5.0以降
- Linux版:V11.0L10以降
- Linux for Itanium版:V12.0L10以降

稼働プロセス一覧の情報から、アプリケーションを定義する手順

動作しているプロセス情報を表示します。
[Windowsの場合]
```
APA_process_list.exe
```
[Solarisの場合]
Solaris 9以前
```
ps -e -opid -ocomm
```
Solaris 10
```
ps -f -z `/usr/bin/zonename` -opid -ocomm
```
[Linuxの場合]
```
ps -e -opid -ocommand
```
APA_process_list(プロセス一覧確認コマンド)【Windows版】の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
表示結果より、実行ファイル名と起動パスを取得し、指定します。
[Windowsの場合]
1. プロセス情報（APA_process_list.exeの結果）を参照します。
  [APA_process_list コマンド結果の例]
```
   228     C:¥WINNT¥system32¥abc.exe
  2548    C:¥Program Files¥Systemwalker¥def.exe
```
2. 以下のようにアプリケーションを定義します。
  "abc.exe"の場合
    実行ファイル名： abc.exe
    インストールディレクトリ： C:¥WINNT¥system32
  "def.exe"の場合
    実行ファイル名： def.exe
    インストールディレクトリ： C:¥Program Files¥Systemwalker
[UNIXの場合]
1. プロセス情報（psコマンド結果）を参照します。
  [psコマンド結果の例]
```
   PID COMMAND
   385 /usr/sbin/abc
  2495 def
  2496 ./ghi
   867 /opt
   867 /opt/FJSVfsjvc/jre/1.4.2/bin/java com.fujitsu.systemwalker.MpPolRecv -
   5849 sendmail: accepting connections
```
2. 以下のようにアプリケーションを定義します。
  "abc"の場合
    実行ファイル名： abc
    インストールディレクトリ： /usr/sbin
    ※psコマンドで表示される起動パスをインストールディレクトリに設定します。
  "def"の場合
    実行ファイル名： def
    インストールディレクトリ：設定なし
    ※カレントパスで起動しているプロセスの場合、インストールディレクトリは設定しません。
  "ghi"の場合
    実行ファイル名： ghi
    インストールディレクトリ： ./
  "java"の場合
    実行ファイル名： java
    インストールディレクトリ： /opt/FJSVfsjvc/jre/1.4.2/bin
    ※パラメタ部は設定しません。（パラメタを区別して監視することはできません）
  "sendmail:"の場合
    実行ファイル名： sendmail:
    インストールディレクトリ：設定なし
    ※psコマンドで表示されているプロセス名を実行ファイル名に設定します。