コピーに使用する装置として、ETERNUS ディスクアレイをAdvancedCopy Manager CCMに登録します。
「A.2.1 ETERNUS ディスクアレイの登録コマンド(acarray add)」を使用して、ETERNUS ディスクアレイの登録をしてください。
登録には、以下のETERNUS ディスクアレイ情報が必要です。
ETERNUS ディスクアレイの名前 (以降、ETERNUS名)
以後の操作は、ETERNUS名で実行可能です。
ETERNUS ディスクアレイのIPアドレス
ETERNUSmgrのAdministrator権限を持つユーザー名とパスワード
ETERNUS ディスクアレイの中の論理ボリュームに設定するアクセスパス
注意
RECを利用する場合
RECを利用する場合は、CCMサーバ上でコピー元およびコピー先となる両方のETERNUS ディスクアレイを登録します。
CCMサーバで、以下の手順で登録してください。
アクセスパスを設定したETERNUS ディスクアレイの登録
アクセスパスには、実在するドライブ文字またはデバイス名を指定してください。
アクセスパスを設定していないETERNUS ディスクアレイの登録
アクセスパスには、任意のドライブ文字またはデバイス名を指定してください。
(実際に存在しないドライブ文字またはデバイス名を指定してもエラーになりません。)
「2.2.6 コピーグループの作成」を実行します。
-aオプションには、手順1で指定したETERNUS ディスクアレイを指定してください。
-remoteオプションには、手順2で指定したETERNUS ディスクアレイを指定してください。
以下に実行例を記載します。
[Windowsの場合]
ETERNUS ディスクアレイを登録します。
C:¥>acarray add -a E4000 -ip 10.124.6.251 -path c: -user root -password root Successful completion. |
ETERNUS ディスクアレイの登録確認は「A.2.3 ETERNUS ディスクアレイの情報表示コマンド(acarray list)」を使用してください。
C:¥>acarray list Name BOX-ID IP Address ----- ---------------------------------------- ------------ E4000 00E4000M3#####E450S20A####KD4030639004## 10.124.6.251 |
[Solarisの場合]
ETERNUS ディスクアレイを登録します。
# acarray add -a E4000 -ip 10.124.6.251 -path /dev/rdsk/c4t0d10s2 -user root -password root Successful completion. |
ETERNUS ディスクアレイの登録確認は「A.2.3 ETERNUS ディスクアレイの情報表示コマンド(acarray list)」を使用してください。
# acarray list Name BOX-ID IP Address ----- ---------------------------------------- ------------ E4000 00E4000M3#####E450S20A####KD4030639004## 10.124.6.251 |
[Linuxの場合]
ETERNUS ディスクアレイを登録します。
# acarray add -a E4000 -ip 10.124.6.251 -path /dev/sdo -user root -password root Successful completion. |
ETERNUS ディスクアレイの登録確認は「A.2.3 ETERNUS ディスクアレイの情報表示コマンド(acarray list)」を使用してください。
# acarray list Name BOX-ID IP Address ----- ---------------------------------------- ------------ E4000 00E4000M3#####E450S20A####KD4030639004## 10.124.6.251 |