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ETERNUS SF Storage Cruiser 13.3 ユーザーズガイド

B.7.2 HBAプロパティ


表示項目名

説明

ポート基本情報

WWPN

8バイトWWPN

HBAに設定されているWWPNを示します。

WWNN

8バイトWWNN

HBAに設定されているWWNNを示します。

HBA交換前のWWPN

8バイトWWPN

交換前のHBAに設定されているWWPNを示します。

装置状態

"normal"、
"warning"、
"error"、
"unknown"

装置の状態を示します。

監視状態が"通信不可"、"未登録"の場合、"unknown"となります。

Solaris OSまたはWindowsサーバノードのエージェントは、同プラットフォームのSSCエージェントに比べ、詳細な装置状態を採取しております。そのため、両者の装置状態が異なる場合があります。

Correlation.iniパラメーターにHBAstatus=OFFを指定した場合、"normal"となります。Correlation.iniパラメーターは「付録C カスタマイズ」を参照してください。

監視状態

"正常"、
"通信不可"、
"未登録"、
"アクセスパス継承必要"

本製品で、装置がどのように認識されているか示します。

正常は、正常に認識している状態です。

通信不可は、以前見えていたHBAが現在見えなくなっていることを示します。HBAが搭載されている筈の場合は、HBA自体を確認してください。もし、HBAが搭載されていない状態で、アクセスパス継承する予定がなければこのHBAアイコンを削除してください。

未登録は、LAN上確認ができたが、本製品上で登録されていない状態です。

アクセスパス継承必要は、HBAを交換したため、アクセスパスの継承が必要である状態です。

メーカ名

任意の文字列

メーカ名を示します。

PW008FC2A,PW008FC2-G,PW008FC3,GP7B8FC1A,GP7B8FC1-G,GP7B8FC1,SE0X7F11F,SE0X7F12Fでは"FUJITSU"になります。

XSEFC401AF,XSEFC402AFでは"SUN MICROSYSTEMS, INC."になります。

SG-XPCI1FC-QF2,SG-XPCI2FC-QF2,SG-XPCI1FC-QL2,SG-XPCI2FC-QF2-Zでは"QLOGIC"になります。

GP5-FC101,GP5-FC102,PG-FC102,PG-FCD101,PG-FCD102,QLA2100F,QLA2200,QLA2340では"QLOGIC"になります。

SN10-FC01,FC64-1063では"JAYCOR"になります。

MC-08FC11,MC-08FC31,MC-08FC41,MC-08FC51,MC-08FC61,MC-08FC,PG-FC105,PG-FC106,PG-FC107,PG-FC201,PG-FC202,LP7000,LP8000,LP9000,LP9002S,LP9002L,LP9802,LP10000,LP1050,LP1050Exでは"EMULEX"になります。

A6795A,A5158A,A6826A,AB378A,AB378B,AB379A,AB379Bでは"Hewlett-Packard"になります。

6228, 6239では"IBM"になります。

製品名

任意の文字列

製品名を示します。

PW008FC2A,PW008FC2-G,PW008FC3,GP7B8FC1A,GP7B8FC1-G,GP7B8FC1では、"PFCA","GP7B8FC1","PW008FC2"または"PW008FC3"になります。

SE0X7F11Fでは"SE0X7F11F"になります。

SE0X7F12Fでは"SE0X7F12F"になります。

XSEFC401AFでは"LPe11000-S"になります。

XSEFC402AFでは"LPe11002-S"になります。

SG-XPCI1FC-QF2,SG-XPCI2FC-QF2,SG-XPCI1FC-QL2,SG-XPCI2FC-QF2-Zでは"375"から始まる名称になります。

GP5-FC101,QLA2100Fでは"QLA2100F"になります。

GP5-FC102,PG-FC102,QLA2200では"QLA2200"になります。

QLA2340は、Windowsの場合"QLA23xx"または"QLA2340"になります。

SN10-FC01,FC64-1063では"FCAW"になります。

LP7000/8000は、Solaris OSの場合"LP7K"/"LP8K"、Windowsの場合"LP7K/8K/9K"になります。

LP9000/9002Sは、Solaris OSの場合"LP9K"または"LP9000"、Windowsの場合"LP7K/8K/9K"または"LP9000"になります。

LP9802は、Solaris OSの場合"LP9K"または"LP9802"、Windowsの場合"LP7K/8K/9K"または"LP9802"になります。

LP10000は、Solaris OSの場合"LP10K"または"LP10000"になります。

PG-FC105,LP9002Lは、Solaris OSの場合"LP9K"または"LP9002"、Windowsの場合"LP7K/8K/9K"または"LP9002"、Linuxの場合"LP9002"になります。

PG-FC106は、Windowsの場合"LP7K/8K/9K"または"LP9802"、Linuxの場合"LP9802"になります。

PG-FC107,PG-FC201, LP1050,LP1050Exは、Windowsの場合"LP7K/8K/9K"または"LP1050"、Linuxの場合"LP1050"になります。

PG-FCD101,PG-FCD102は、Windowsの場合"QLA23xx"または"QLA2312"、Linuxの場合"QLA2312"または"FCI/O-CARD2Gb/s"になります。

PG-FC202は、"LPe1150-F4"になります。

PG-FCD201は、"BX600-FC42E"になります。

MC-08FC11,MC08FC71は、"LP10000"または"2Gb"になります。

MC-08FC31は、"LP11000-M4"または"4Gb"になります。

MC-08FC41は、"LP11002-M4"または"4Gb"になります。

MC-08FC51は、"LPe11000-M4"または"4Gb"になります。

MC-08FC61は、"LPe11002-M4"または"4Gb"になります。

A6795Aでは"A6795A"になります。

A5158Aでは"A5158A"になります。

A6826Aでは"A6826A"になります。

AB378Aでは"AB378A"になります。

AB378Bでは"AB378-60101"になります。

AB379Aでは"AB379A"になります。

AB379Bでは"AB379-60101"になります。

6228では"6228"になります。

6239では"6239"になります。

現在のFCポート種別

"N"、
"NL-Private"、
"NL-Public"

現在動作しているファイバーチャネルポートタイプを示します。

サポートFCクラス

"Class1"、
"Class2"、
"Class3"、
"Class4"、
"Class6"、
"ClassF"

サポートしているファイバーチャネルのクラスを示します。

サポートFCポート種別

"N"、
"NL-Private"、
"NL-Public"

サポートしているファイバーチャネルポートタイプを示します。

ドライババージョン

ドライババージョン

ドライバのバージョンを示します。

HBAポート情報

コントローラ番号

コントローラ番号

コントローラ番号を示します。

Solaris OS環境の場合だけ表示します。コントローラ番号は/dev/rdsk/cXtYの Xの部分に対応します。接続先がテープの場合表示されない場合があります。

SCSIポート番号

SCSIポート番号

SCSIポート番号を示します。

Windows環境の場合だけ表示します。
サーバノードがBX600の場合、SCSIポート番号の小さい方のHBA情報がFCパススルーブレード1、大きいほうのHBA情報がFCパススルーブレード2のFCポートにそれぞれ対応します。

SCSIアダプタ番号

SCSIアダプタ番号

SCSIアダプタ番号を示します。

Linux環境の場合だけ表示します。
サーバノードがBX600の場合、SCSIアダプタ番号の小さい方のHBA情報がFCパススルーブレード1、大きいほうのHBA情報がFCパススルーブレード2のFCポートにそれぞれ対応します。

物理HBA番号

任意の文字列

HBAの物理番号情報を示します。

Solaris OS Sbusカードの場合の例:

sbus@4,0/fcaw@1,0

Solaris OS PCI カードの場合の例(FUJITSU/EMULEXの場合):

pci@9,2000/fibre-channel@2

Solaris OS PCI カードの場合の例(SE0X7F12Fの場合):

pci@36,600000/fibre-channel@0,1

Solaris OS PCI カードの場合の例(XSEFC401AF,XSEFC402AFの場合):

pci@7c0/pci@0/pci@8/SUNW,emlxs@0,1/fp@0,0

Solaris OS PCI カードの場合の例(SG-XPCI1FC-QF2,SG-XPCI2FC-QF2,SG-XPCI1FC-QL2,SG-XPCI2FC-QF2-Zの場合):

pci@1f,0/pci@5/SUNW,qlc@1,1

Solaris OS PCI カードの場合の例(QLOGICの場合):

pci@9,2000/scsi@2

Windows、Linux、HP-UX、AIX 環境ではこの情報を表示しません。

論理HBA番号

論理番号

HBAの論理番号を示します。

AIX版は、HBAのデバイス名を表示します。

バス番号

バス番号

バス番号を示します。

Windows、Linux環境の場合だけ表示します。不明な場合は値を表示しません。

Affinity種別

"NO_Affinity"、
"Another_Binding"、
"WWPN_Binding"

HBAに設定されているストレージアフィニティ(LUNマッピング)のタイプを示します。

NO_Affinityは、設定がされていない状態を示します。

Another_Bindingは、ストレージアフィニティ(LUNマッピング)が設定されていない。 または、ファイバーチャネルスイッチやストレージによってゾーニングが設定されている状態を示します。 ただし、PG-FC105(ドライバ版数:V4.20q-1),PG-FC106(ドライバ版数:V4.20q-1),PG-FCD101,PG-FCD102を装備するLinuxサーバノードの場合は、 WWPNでBinding設定がされている状態でも本表示になります。

WWPN_Bindingは、WWPNでBinding設定がされている状態を示します。

接続許可WWPN

8バイトWWPN

アクセスパスに対応する相手のWWPNを示します。

接続許可ターゲット番号

0-255

アクセスパスに対応するTargetID(Solaris OSの場合は、特殊ファイルのcXtYのYの部分)を示します。

XSEFC401AF,XSEFC402AFは値を表示しません。

SG-XPCI1FC-QF2,SG-XPCI2FC-QF2,SG-XPCI1FC-QL2,SG-XPCI2FC-QF2-Zは値を表示しません。

不明な場合は値を表示しません。

接続許可AffinityGroup

任意の文字列

アクセスパスに対応するストレージ側のAffinityGroup名を示します。(ETERNUS8000、ETERNUS6000、ETERNUS4000、ETERNUS3000、ETERNUS2000、GRだけ)

接続許可LUN

任意の文字列

アクセスパスに設定されているLUNを表示します。Windowsの場合、物理Drive番号を取得できた場合はLUN番号の後ろに()で括って表示します。

不明な場合は値を表示しません。

現在のFCクラス

"Class1"、
"Class2"、
"Class3"、
"Class4"、
"Class6"、
"ClassF"、
"Class_Unknown"

アクセスパスに設定されているファイバーチャネルのクラスを示します。不明な場合は"Class_Unknown"となります。

アクセスパス状態

"正常"、
"アクセスパス定義矛盾"、
"アクセスパス異常"

アクセスパスのステータスを示します。

正常は、アクセスパスが正常の状態であることを示します。

アクセスパス定義矛盾は、アクセスパスの設定が正しくない状態、または、不完全な状態であることを示します。

アクセスパス異常は、アクセスパスの途中で問題が発生している状態または、マルチパス構成でパスが閉塞している状態を示します。