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TeamWARE Office 200X V3.0L10 インストールガイド

6.1 sendmailの設定

TeamWARE Officeのユーザへのメールを、MIMEゲートウェイと同じコンピュータ上のsendmailを使用して配信させる場合と、異なるコンピュータ上のsendmailを使用して配信させる場合とでは、sendmailの定義方法は異なります。以下に、それぞれの場合のsendmailの設定例を示します。

注意

  • SolarisLinuxUNIX 系システムでは、同じコンピュータ上のsendmailを使用しない設定にすると、システムが正常に動作しない場合があります。UNIX系システムでは、同じコンピュータ上のsendmailを使用する運用をお勧めします。

  • WindowsWindows Server®では、SMTPサーバとTeamWARE Office のMIMEゲートウェイを同一コンピュータ上で動作させることはできません。Windows Server®では、別のコンピュータ上のSMTPサーバを使用してください。

  • sendmailは、バージョン8以降を使用してください。

  • ここで説明している例は、MIMEゲートウェイと連携するために最小限必要な部分だけであり、実際には運用環境に合わせてきめ細かく設定する必要があります。設定方法については、sendmail.cfの記述方法を説明した専門書などを参照してください。

同じコンピュータ上のsendmailを使用する場合

TeamWARE Officeのユーザのインターネットアドレスをuser@tw.fujitsu.co.jpと仮定した場合の例を以下に示します。

注意

  • ドメイン定義でのDYの"Y"、その他"Y"の文字はマクロ文字を表しているため、sendmail.cf内で"DY"が他の指定で使用されている場合は変更してください。

  • "postmaster"、"root"、"daemon"、および"MAILER-DAEMON"あてのメールは、TeamWARE Officeには転送せず、sendmailが動作するコンピュータのローカルユーザに配信するようにしてください。

別のコンピュータ上のsendmailを使用する場合

TeamWARE Officeのユーザのインターネットアドレスをuser@tw.fujitsu.co.jpと仮定し、更に転送するMIMEゲートウェイの定義されているコンピュータのホスト名をtwhostと仮定した場合の例を、以下に示します。

注意

  • ドメイン定義でのDYの"Y"、その他"Y"の文字はマクロ文字を表しているため、sendmail.cf内で"DY"が他の指定で使用されている場合は変更してください。

  • "postmaster"、"root"、"daemon"、および"MAILER-DAEMON"あてのメールは、TeamWARE Officeには転送せず、sendmailが動作するコンピュータのローカルユーザに配信するようにしてください。