Taskサービスをセットアップします。セットアップ時に、Taskサービスのサービス名や、データベースの情報などを定義します。
以下の操作方法内のパス名は、UNIX系システムでの表記になっています。
説明 | 操作方法 | クイック |
---|---|---|
1 | 選択:25 |
|
[説明]
Taskサービスを選択します。
Taskサービスのサービス名を指定します。64文字以内の英数字で指定してください。省略した場合は、“<サーバ名> TASK”となります。
ユーザごとに割り当てるタスクリストの最大容量をキロバイト単位で指定します。この値は、Web拡張機能のAdmin メニューでユーザアカウントの登録を行うとき、指定できるタスクリストのサイズの最大値となります。省略値を使用する場合は、[ENTER]キーのみを押します。標準設定では0(無制限)となっています。
Taskデータベースのデータファイル用のパス名を英数字で指定します。標準設定では、以下のパス名になります。
UNIX系システムをお使いの場合
<インストール先ディレクトリ>/database
Windows Server®をお使いの場合
<インストール先ディレクトリ>¥database
Taskデータベースのインデックスファイル用のパス名を英数字で指定します。標準設定では、以下のパス名になります。
UNIX系システムをお使いの場合
<インストール先ディレクトリ>/database
Windows Server®をお使いの場合
<インストール先ディレクトリ>¥database
Taskデータベースの添付ファイル用のパス名を英数字で指定します。標準設定では、以下のパス名になります。
UNIX系システムをお使いの場合
<インストール先ディレクトリ>/database
Windows Server®をお使いの場合
<インストール先ディレクトリ>¥database
Taskデータベースのインデックスキャッシュをキロバイト単位で指定します。省略値を使用する場合は、[ENTER]キーのみを押します。標準設定では1024(KB)となっています。また、0を指定すると標準設定の値が採用されます。
Taskサービスの監査イベントログを記録するときは、"yes"を指定します。指定により、以下となります。
"yes"を指定した場合、Taskサービスに関するすべての種類の監査イベントログが記録されます。
Taskサービスの作成または追加で"no"を指定した場合、Taskサービスに関するすべての種類の監査イベントログは記録されません。
Taskサービスの更新で"no"を指定した場合、Taskサービスに関する監査イベントログの設定は変更されず、現在のままとなります。
監査イベントログは、動作状況の監視やトラブル発生時に有効な情報となるため、すべての種類の記録を推奨しますが、記録する場合には定期的なメンテナンスが必要となります。
監査イベントログの詳細については、“TeamWARE Office 管理者ガイド”の“14.7.2 監査イベントログ”を参照してください。
設定した値が正しければ、[ENTER]キーを押します。“no”を入力すると、再び定義処理を実行できます。
注意
Taskサービスはサイト内に1つしかセットアップできません。
Taskサービスを利用する場合、ユーザアカウントに対するTaskサービスの設定を行うために、Web拡張機能をセットアップしてください。Directoryユーティリティでは、ユーザテンプレートの作成や変更を行うことができません。また、TeamWARE Directoryではユーザアカウントやユーザテンプレートに対してTaskサービスの設定を行うことができません。
キャッシュサイズが大きいと、それだけデータへのアクセスが速くなります。しかし、値を大きくし過ぎるとメモリ不足が発生しますので、メモリの空き容量を確認して値を決定してください。ただし、一般的な運用では、特にこの値を変更する必要はありません。大規模なデータベースを持つセンターなどでは、この値の変更を検討してください。
Taskサービスデータベースは、ローカルディスクに作成してください。
パス名には、ピリオド“.”を使用しないでください。
データベース用パスは最低でも2階層以上を設定してください。
例) /to/database