インストールを行う前に、ソフトウェア説明書をお読みください。ソフトウェア説明書には、TeamWARE Officeを運用するうえで重要な情報が記載されています。また、以下の項目を確認してください。
インストールされているTeamWARE Officeサーバを停止します。
Solarisシステム管理者用ID(root)のパスワード
TeamWARE Officeのインストールは、Solarisシステム管理者(スーパーユーザ)の資格で行います。このため、Solarisシステム管理者のパスワードを確認しておきます。
TeamWARE Officeシステム管理者用IDの確認
現在インストールされているTeamWARE Officeのシステム管理者用のIDを確認してください。
また、このシステム管理者用IDのホームディレクトリはTeamWARE Office サーバソフトウェアをインストールした時の定義と同様となります。
CD-ROMからインストール開始
CD-ROM(サイト接続オプション V3.0L10)に格納されたソフトウェアを、CD-ROMドライブからインストールする方法について、以下に示します。操作は、日本語表示できるtelnet端末などで行います。
説明 | 操作方法 |
---|---|
| <日本語表示できるtelnet端末での実行:Bシェルでの実行例> |
[説明]
Solarisのシステム管理者用ID(root)を使用してSolarisサーバにログインします。TeamWARE Office システム管理者用ID (twu) などを使用してSolarisサーバにログインした後、Solarisシステム管理者モードに移行する場合は、[su -]コマンドを使用してください。
Solarisのシステム管理者用ID(root)のパスワードを入力します。
CD-ROM装置がマウントされていない場合は、CD-ROM装置をマウントします。[mount]コマンドの使用方法については、お使いのオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
[pkgadd]コマンドを実行し、インストールを開始します。
<cdrom>の部分にはCD-ROM装置のマウントポイントを指定してください。
# pkgadd -d <cdrom>/servers/solaris
更新インストールについては、"3.7 サイト接続オプションの更新インストール"を参照してください。
サイト接続オプションのパッケージ名やバージョンレベルなどが表示されます。間違いがないことを確認してから、[ENTER]キーを押します。
インストールするソフトウェアを確認してください。
サイト接続オプションで使用されているサイト接続オプションシステム管理者用ID(twu)のusername、user id、groupname、group idが表示されます。
サイト接続オプションをインストールするパス名("/to")が表示されます。
サイト接続オプションのインストールが正常に完了すると、このメッセージが出力されます。
注意
[pkgadd]コマンドが終了したら、Solarisサーバからログアウトしてください。
サイト接続オプションを単独でアンインストールしないでください。その後、TeamWARE Officeが起動できなくなります。サイト接続オプションのアンインストールは、TeamWARE Office全体をアンインストールする時に実行してください。