ここでは、tommaqrtツールの使用方法について説明します。
起動方法
MailArchiveゲートウェイをインストールしたTeamWARE Officeサーバのインストールディレクトリで、"tommaqrt"コマンドを入力します。
tommaqrtツールは、サーバ動作中、停止中にかかわらず動作します。
コマンドの指定形式
tommaqrt [-m nnn[D|W]]
オペランドの説明
archiverディレクトリまたは、archiverディレクトリ内のfailed サブディレクトリにあるエラーメールを再度処理できる形式に変換して、archiverディレクトリに格納します。オプションで指定する値には、処理するエラーメールの時間的な基準(経過期間)を指定します。オプションで指定された経過期間より前のエラーメールが処理対象になります。
経過期間を表す数字と単位(W:週、D:日)を指定します。経過期間の値(nnn)はどの単位でも0~999で、単位は大文字小文字を区別しません。省略値は3D(3日)です。なお、単位を省略すると、Dを指定したものとみなされます。
時間の計算は以下の方法で行います。
単位 | 計算方法 | 例 |
---|---|---|
D | ツール起動時刻から24×nnn時間 | tommaqrt -m 3D 3×24時間より前に作成されたファイルが対象になります tommaqrt -m 0D すべてのファイルが対象になります |
W | ツール起動時刻から24×7×nnn時間 | tommaqrt -m 4W 4×7×24時間より前に作成されたファイルが対象になります |
対象ファイル
対象のファイルは以下のとおりです。
ディレクトリ | ファイル名 |
---|---|
$INST/archiver | *.err |
$INST/archiver/failed | *.err *.m49 *.h49 *.l49 |
※ $INST:TeamWARE Officeサーバのインストールディレクトリ