ディレクトリサーバとアプリケーションサーバのネットワークアドレスを変更するには、以下のように操作します。
操作方法
サイト内のすべてのTeamWARE Officeサーバを停止します。
停止方法については、"4.2 TeamWARE Officeの停止"を参照してください。
ディレクトリサーバのコンピュータのIPアドレスを変更します。
変更方法は、お使いのオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
コンピュータのIPアドレスがDNSに登録されている場合、DNSに登録されているIPアドレスも変更します。
ディレクトリサーバのトランスポートを再設定します。
トランスポートの再設定には、[to config]コマンドを使用します。「エキスパートモードにしますか?」の問い合わせに対しては、必ず"yes"を入力してください。以降、「トランスポート番号を選択してください(1または3、0で戻る):」の問い合わせに対して"1"を入力する以外は、すべて[ENTER]キーを押してください。
[to config]コマンドの使用例を以下に示します。
c:¥to>to config |
ディレクトリサーバを起動します。
この段階では、まだ、アプリケーションサーバを起動してはいけません。
ディレクトリサーバの起動方法については、"4.1 TeamWARE Officeの起動"を参照してください。
すべてのアプリケーションサーバで次の操作を実施します。
インストールディレクトリにあるto.iniファイルを、テキストエディタを使用して、以下のように変更します。
<変更方法>
[TO]セクションの[directory]パラメータのネットワークアドレスにディレクトリサーバのネットワークアドレスを指定します。
<変更例>
[TO]
directory = 1, 111.111.111.111
↓
ディレクトリサーバのネットワークアドレス
注意
[directory]パラメータにディレクトリサーバのIPアドレスを直接指定していない場合、たとえばDNSに定義したドメイン名を指定している場合や、hostsファイルに定義したコンピュータ名を指定している場合は、ディレクトリサーバのネットワークアドレスを変更する必要はありません。
ただし、hostsファイルにディレクトリサーバのネットワークアドレスを定義している場合は、hostsファイルの定義を変更する必要があります。
変更するアプリケーションサーバのコンピュータのIPアドレスを変更します。
変更方法は、お使いのオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
コンピュータのIPアドレスがDNSに登録されている場合、DNSに登録されているIPアドレスも変更します。
変更するアプリケーションサーバのトランスポートを再設定します。
トランスポートの再設定には、[to config]コマンドを使用します。「エキスパートモードにしますか?」の問い合わせに対しては、必ず"yes"を入力してください。以降、「トランスポート番号を選択してください(1または3、0で戻る):」の問い合わせに対して"1"を入力する以外は、すべて[ENTER]キーを押してください。
[to config]コマンドの使用例を以下に示します。
c:¥to>to config サーバのコンピュータ名を入力します. |
すべてのアプリケーションサーバを起動します。
起動方法については、"4.1 TeamWARE Officeの起動"を参照してください。