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TeamWARE Office 200X V3.0L10 管理者ガイド

C.4.11 エンタープライズディレクトリサービスのセットアップ

エンタープライズディレクトリサービスのセットアップでは、エンタープライズディレクトリ種別(内部LDAPサーバ/外部LDAPサーバ)、LDAPサーバのホスト名、ポート番号、管理者の識別名、管理者のパスワードなどを定義します。

以下に、サイトタイプに応じた操作方法を示します。

注意

外部LDAPサーバを使用している状態から、LDAPサーバ無効/内部LDAPサーバ/他の外部LDAPサーバへ変更する場合は、外部LDAPサーバからTeamWARE Officeのディレクトリ情報ツリーを削除する必要があります。
従って、前もって、toxdconfツールで、「エンタープライズディレクトリからサイトを削除」を実行しておくか、LDAPBrowser/EditorなどのLDAPツールで削除を行ってください。

  1. サイトタイプがエンタープライズマスターの場合

    1. エンタープライズディレクトリサービスのセットアップを選択します。

    2. エンタープライズディレクトリサービスを無効にする場合は、"yes"を指定します。
      無効を指定すると、エンタープライズディレクトリサービスがこのサーバで使用できなくなります。
      エンタープライズディレクトリサービスのセットアップを変更する場合は、"no"を指定します。

    3. エンタープライズディレクトリとして、外部LDAPサーバを使用するか、内部LDAPサーバを使用するかを指定します。
      外部LDAPサーバを使用することを推奨します。

    4. 自サイトLDAPサーバのポート番号(省略値は389)を指定します。

    5. 更新用外部LDAPサーバのホスト名を指定します。

    6. 更新用外部LDAPサーバのポート番号(省略値は389)を指定します。

    7. 更新用外部LDAPサーバの管理者の識別名を指定します。

    8. 更新用外部LDAPサーバの管理者のパスワードを指定します。

    9. 更新用外部LDAPサーバのルート接尾辞を指定します。

    10. 更新用外部LDAPサーバを検索用外部LDAPサーバとしても使用するか否かを指定します。

    11. 検索用外部LDAPサーバのホスト名を指定します。

    12. 検索用外部LDAPサーバのポート番号(省略値は389)を指定します。

    13. 検索用外部LDAPサーバの管理者の識別名を指定します。

    14. 検索用外部LDAPサーバの管理者のパスワードを指定します。

    15. 検索用外部LDAPサーバのルート接尾辞を指定します。

    16. 設定した値が正しければ、[ENTER]キーを押します。
      "no"を入力すると、再び定義処理を実行できます。

    17. 処理を終了するため、"0"を指定します。

    注意

    外部LDAPサーバのセットアップについては、"付録S 外部LDAPサーバの管理"を参照してください。

  2. サイトタイプがエリアメンバーの場合

    1. エンタープライズディレクトリサービスのセットアップを選択します。

    2. エンタープライズディレクトリとして、外部LDAPサーバを使用するか、内部LDAPサーバを使用するかを指定します。
      外部LDAPサーバを使用することを推奨します。

    3. マスターサイト内部LDAPサーバのホスト名を指定します。
      このホスト名はhostsファイルに定義されている必要があります。
      注意:現在、内部LDAPサーバを使用する設定になっている場合は、本メッセージは出力されません。

    4. マスターサイト内部LDAPサーバのポート番号を指定します。
      入力フィールドには、初期値として現在のポート番号が表示されます。

    5. マスターサイトがWindows Server®システムかUNIX系システムかを指定します。
      注意:現在、内部LDAPサーバを使用する設定になっている場合は、本メッセージは出力されません。

    6. このサイトはシングルエリアシステムのメンバーサイトのため、"no"を指定します。
      注意:現在、内部LDAPサーバを使用する設定になっている場合は、本メッセージは出力されません。

    7. 自サイト内部LDAPサーバのポート番号を指定します。
      0~65535の範囲(ただし、636は除く)で指定します。
      入力フィールドには、初期値として現在のポート番号が表示されます。

    8. 更新用外部LDAPサーバのホスト名を指定します。

    9. 更新用外部LDAPサーバのポート番号(省略値は389)を指定します。

    10. 更新用外部LDAPサーバの管理者の識別名を指定します。

    11. 更新用外部LDAPサーバの管理者のパスワードを指定します。

    12. 更新用外部LDAPサーバのルート接尾辞を指定します。

    13. 更新用外部LDAPサーバを検索用外部LDAPサーバとしても使用するか否かを指定します。

    14. 検索用外部LDAPサーバのホスト名を指定します。

    15. 検索用外部LDAPサーバのポート番号(省略値は389)を指定します。

    16. 検索用外部LDAPサーバの管理者の識別名を指定します。

    17. 検索用外部LDAPサーバの管理者のパスワードを指定します。

    18. 検索用外部LDAPサーバのルート接尾辞を指定します。

    19. 設定した値が正しければ、[ENTER]キーを押します。
      "no"を入力すると、再び定義処理を実行できます。

    20. 処理を終了するため、"0"を指定します。

    注意

    外部LDAPサーバのセットアップについては、"付録S 外部LDAPサーバの管理"を参照してください。