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TeamWARE Office 200X V3.0L10 管理者ガイド

15.4.6 エンタープライズディレクトリのリカバリ

TeamWARE Officeのデータベース、およびエンタープライズディレクトリをリストアした場合、toxdconfツールを使用してこれらの整合性を取る必要があります。

15.4.6.1 内部LDAPサーバを使用している場合

エンタープライズマスターサイトをリカバリする場合

操作手順

内部LDAPサーバを使用している場合に、エンタープライズマスターサイトのリカバリ手順を以下の図に示します。

図15.16 内部LDAPサーバを使用している場合のエンタープライズマスターサイトのリカバリ手順

操作方法
  1. エリア内のすべてのサイトのディレクトリサーバで、TeamWARE Officeを起動します。

  2. エンタープライズマスターサイトからtoxdconfツールを使用して、エンタープライズマスターサイトと、その配下のすべてのエリアメンバーサイト間のエンタープライズディレクトリの整合性を取ります。
    ここでは、表示されたメニューを、"3 - エリアメンバー接続"、"2 - 既存リンクの更新"、[リンク番号選択]で整合性を取るエリアメンバーサイト番号を選択、"1 - 全リフレッシュ要求"の順に選択して行います。
    "1 - 全リフレッシュ要求"は、すべてのエリアメンバーサイトに対して行います。

  3. 各エリアメンバーサイトからtoxdconfツールを使用して、エリアメンバーサイトのサイトディレクトリとエンタープライズディレクトリの整合性を取ります。
    ここでは、表示されたメニューを、"3 - 他のオプション"、"6 - エンタープライズディレクトリ内のサイトをリフレッシュ"の順に選択して行います。

  4. エンタープライズマスターサイトからtoxdconfツールを使用して、サイトディレクトリとエンタープライズディレクトリの整合性を取ります。
    ここでは、表示されたメニューを、"5 - 他のオプション"、"6 - エンタープライズディレクトリ内のサイトをリフレッシュ"の順に選択して行います。

注意

シングルサイト構成、かつエンタープライズディレクトリが有効の場合は、上記操作方法の1.、4.の操作が必要です。

メンバーサイトをリカバリする場合

操作手順

内部LDAPサーバを使用している場合に、メンバーサイトのリカバリ手順を以下の図に示します。

図15.17 内部LDAPサーバを使用している場合のメンバーサイトのリカバリ手順

操作方法
  1. エンタープライズマスターサイトと、リカバリを実施したメンバーサイトのディレクトリサーバで、TeamWARE Officeを起動します。

  2. エンタープライズマスターサイトからtoxdconfツールを使用して、エンタープライズマスターサイトと、リカバリを実施したエリアメンバーサイト間のエンタープライズディレクトリの整合性を取ります。
    ここでは、表示されたメニューを、"3 - エリアメンバー接続"、"2 - 既存リンクの更新"、[リンク番号選択]で整合性を取る操作を実施したエリアメンバーサイトを選択、"1 - 全リフレッシュ要求"の順に選択して行います。"1 - 全リフレッシュ要求"は、リカバリを実施したエリアメンバーサイトに対して行います。

  3. リカバリを実施した各エリアメンバーサイトからtoxdconfツールを使用して、リカバリを実施したエリアメンバーサイトのサイトディレクトリとエンタープライズディレクトリの整合性を取ります。
    ここでは、表示されたメニューを、"3 - 他のオプション"、"6 - エンタープライズディレクトリ内のサイトをリフレッシュ"の順に選択して行います。

15.4.6.2 外部LDAPサーバを使用している場合

エンタープライズマスターサイトをリカバリする場合

操作手順

外部LDAPサーバを使用している場合に、エンタープライズマスターサイトのリカバリ手順を以下の図に示します。

図15.18 外部LDAPサーバを使用している場合のエンタープライズマスターサイトのリカバリ手順

操作方法
  1. エリア内のすべてのサイトのディレクトリサーバで、TeamWARE Officeを起動します。

  2. 各エリアメンバーサイトからtoxdconfツールを使用して、エリアメンバーサイトのサイトディレクトリとエンタープライズディレクトリの整合性を取ります。
    ここでは、表示されたメニューを、"3 - 他のオプション"、"6 - エンタープライズディレクトリ内のサイトをリフレッシュ"の順に選択して行います。

  3. エンタープライズマスターサイトからtoxdconfツールを使用して、サイトディレクトリとエンタープライズディレクトリの整合性を取ります。
    ここでは、表示されたメニューを、"5 - 他のオプション"、"6 - エンタープライズディレクトリ内のサイトをリフレッシュ"の順に選択して行います。

メンバーサイトをリカバリする場合

操作手順

外部LDAPサーバを使用している場合に、メンバーサイトのリカバリ手順を以下の図に示します。

図15.19 外部LDAPサーバを使用している場合のメンバーサイトのリカバリ手順

操作方法
  1. エンタープライズマスターサイトと、リカバリを実施したメンバーサイトのディレクトリサーバで、TeamWARE Officeを起動します。

  2. エンタープライズマスターサイトからtoxdconfツールを使用して、エンタープライズマスターサイトと、リカバリを実施したエリアメンバーサイト間のエンタープライズディレクトリの整合性を取ります。
    ここでは、表示されたメニューを、"3 - エリアメンバー接続"、"2 - 既存リンクの更新"、[リンク番号選択]で整合性を取る操作を実施したエリアメンバーサイトを選択、"1 - 全リフレッシュ要求"の順に選択して行います。"1 - 全リフレッシュ要求"は、リカバリを実施したエリアメンバーサイトに対して行います。

  3. リカバリを実施した各エリアメンバーサイトからtoxdconfツールを使用して、リカバリを実施したエリアメンバーサイトのサイトディレクトリとエンタープライズディレクトリの整合性を取ります。
    ここでは、表示されたメニューを、"3 - 他のオプション"、"6 - エンタープライズディレクトリ内のサイトをリフレッシュ"の順に選択して行います。