Interstage Application Server 使用上の注意 - Linux -
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目次

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3.10.2 イベントサービスのアプリケーションの注意事項
イベントサービスのアプリケーションは、以下の製品で開発することができます。
- Interstage Application Server Enterprise Edition
- Interstage Application Server Standard Edition
- イベントサービスのアプリケーションは、CORBAサービスのアプリケーションとして作成してください。
- イベントサービスのアプリケーションにおいて、pullメソッドおよびpull_waitメソッドを発行してイベントデータの待ち合わせ中の状態である場合に、disconnectメソッドを発行しないでください。その場合、pull_cancellメソッドを発行し、いったんイベントデータの待ち合わせを解除した後に、disconnectメソッドを発行してください。
- イベントサービスのアプリケーションにおいて、例外およびマイナーコードが通知された場合は、必ず“メッセージ集”の“CORBAサービスのマイナーコード”および“イベントサービスの例外情報/マイナーコード”を参照し、対処方法を確認してください。
なお、pullまたはpull_waitメソッドを発行し、例外“COMM_FAILURE”およびマイナーコード“0x464a01c1または0x464a09c1”が通知された場合は、再度pullまたはpull_waitメソッドを発行できますが、他の例外およびマイナーコードが通知された場合は、再度pullまたはpull_waitメソッドを発行しないでください。
- イベントサービスのアプリケーションをスレッドモードで動作させる場合は、スレッド間でProxyオブジェクト(イベントチャネルと通信するためのインタフェースのオブジェクトリファレンス)を共有しないでください。個々のスレッドが一意のProxyオブジェクトを保持するようにしてください。
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