Interstage Application Server 使用上の注意 - Linux -
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第3章 注意事項> 3.3 EJBサービスの注意事項

3.3.2 カストマイズツールの注意事項

  1.  カストマイズツールの「WEBブラウザの設定」で、HotJava(TM)Browser を設定して使用する場合は、HotJava(TM) Browser Version 3.0 以降を使用するようにしてください。Version 3.0 より古いバージョンで、マニュアルを表示した場合、正常に表示されない場合があります。
  2.  カストマイズツールの動作環境には、Linux OSに標準で組み込まれているXサーバ上のGNOME、KDE環境が必要です。
     環境によっては、カストマイズツール起動時に以下のようなメッセージがコンソールに表示されますが、カストマイズの動作には影響がありません。
       Font specified in font.properties not found
       [-wadalab-mincho-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0201.1976-0]

       Font specified in font.properties not found
       [-wadalab-gothic-medium-r-normal--*-%d-*-*-c-*-jisx0201.1976-0]

     また、画面上の日本語が□で表示される場合があります。これは、Javaで使用する日本語フォントが存在しないためです。そのため、日本語ロケールでの日本語表示が正しくできません。

     このような場合は、ejbcustxコマンドを実行する前に、環境変数LANGを日本語以外のロケールに設定してください。日本語以外のロケールに設定した場合は、すべて英語で動作します。
       (例)setenv LANG C

  3.  カストマイズツールの標準出力/標準エラー出力ファイルを設定するダイアログおよびWebブラウザのパスを設定するダイアログでは、前回選択したファイルのディレクトリがデフォルトで表示されます。しかし、前回選択したファイルのディレクトリのパスに日本語名が存在している場合は、日本語名の直前までのディレクトリがデフォルトで表示されます。目的のファイルを選択するには、ファイルダイアログを操作して選択してください。
  4.  画面のレスポンスが遅い環境では、カストマイズツールの操作において、ボタンなどが続けて操作できてしまう場合があります(例えば、ボタンを押して処理が行われ、ボタンがマスクされるまでに時間がかかる場合)。
     具体的には、次の操作があげられます。

     ダイアログが複数開くケース

     複数の画面/ダイアログが開いた場合、1つずつ閉じて、1つの画面/ダイアログのみにしてから操作をしてください。


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