Interstage Application Server チューニングガイド
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第5章 システムのチューニング> 5.1 Application Serverのサーバ機能運用時に必要なシステム資源(Solaris 8とSolaris 9の場合)> 5.1.11 Interstage管理コンソールのシステム環境の設定

5.1.11.1 システムパラメタ

 Interstage管理コンソールを運用するためのサービスが使用する共用メモリ、セマフォ、メッセージキューのシステムパラメタのチューニングについて説明します。

 以降の説明で、「種類」の意味は以下のとおりです。

共用メモリ

パラメタ

種類

必要数

内容

shmmax

設定値

6,553,600以上

共用メモリセグメントの最大サイズ

shmseg(注1)

加算値

11加算

プロセスごとの共用メモリセグメント数

shmmni

加算値

11加算

共用メモリIDの数 (注2)

(注1)
Solaris 9の場合、指定する必要はありません。
(注2)
マルチシステム機能を使用する場合は、拡張システム数を積算した値を加算してください。
マルチシステム機能はEnterprise Editionで使用できます。

セマフォ

パラメタ

種類

必要数

内容

semmni

加算値

2加算

セマフォIDの数 (注1)

semmns

加算値

2加算

システム全体のセマフォ数 (注1)

(注1)
マルチシステム機能を使用する場合は、拡張システム数を積算した値を加算してください。
マルチシステム機能はEnterprise Editionで使用できます。

メッセージキュー

パラメタ

種類

必要数

内容

msgmnb

設定値

4以上

待ち行列上の最大バイト数(注1)

msgmni

加算値

17加算

メッセージキューIDの数 (注2)(注3)

msgtql

加算値

34加算

システムメッセージのヘッダ数 (注3)

(注1)
本パラメタの設定はInterstage JMXサービスが動作するときに必要となります。
(注2)
本パラメタで設定する値のうちの1個分はInterstage JMXサービスで使用します。
(注3)
マルチシステム機能を使用する場合は、拡張システム数を積算した値を加算してください。

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