Interstage Application Server チューニングガイド
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第2章 Interstageのチューニング

2.5 IPv6環境での運用について

Interstageでは、IPv6環境での運用が可能です。IPv6環境での運用方法を以下に説明します。

運用可能なプラットフォーム

 CORBAサービスはWindows、Solaris、LinuxでIPv6環境での運用が可能です。その他の機能はSolarisでのみ運用可能です。(注)

注)
 OSがIPv6に対応している必要があります。Interstageで利用可能なIPv6に対応しているOSは以下の通りです。

上記以外のOSにIPv6対応用のパッチなどを適用してもInterstageではIPv6をサポートしません。

運用可能なサービス

 IPv6環境において、Interstageの以下の機能が使用できます。

運用方法

 InterstageをIPv6環境で運用するには、以下の環境設定が必要です。

InfoProvider Proの環境設定

 IPv6環境でHTTP通信を行う場合には、InfoProvider Proを停止後に、InfoProvider Pro環境定義ファイルに以下を設定し、InfoProvider Proを起動してください。

 IP-version: v6  (デフォルト:v4)


 InfoProvider Pro環境定義ファイルについては、“Webサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編)”を参照してください。

CORBAサービスの環境設定

 IPv6環境でCORBAアプリケーション連携を行う場合には、config(CORBAサービス)に以下を設定し、CORBAサービスを再起動してください。

  IP-version=v4-dual または v6 (デフォルト:v4-dual)

 


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