Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド

3.4.2 InfoProvider Pro への組み込み

　InfoProvider Proを使用する場合は、InfoProvider Proの環境定義ファイルを編集してください。
　業務サーバが動作するために必要なInfoProvider Proの環境定義ファイルに追加する項目を以下に示します。

環境定義ファイル名と格納先

　環境定義ファイル名

　F3FMwww.dat (注)

　HTTPD.conf (注)

　環境定義ファイルの格納先

　C:\Interstage\F3FMwww\conf

　/etc/opt/FSUNprovd (注)

注)定義ファイル名は変更可能です。詳しくは“Webサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編)”を参照してください。

項目名	内容
hostname	業務サーバを追加したマシンのホスト名を設定します。ホスト名には、DNS(Domain Name System)に登録されている名前（FQDN）で指定する必要があります。なお、IPアドレスの設定はできません。
filter-file	業務サーバのプログラムを絶対パスで設定してください。 filter-file: C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\lib\F3FMssoatzipp.dll filter-file: /opt/FJSVssoaz/lib/ssoatzipp.so

hostname: test.fujitsu.co.jp
filter-file: C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\lib\F3FMssoatzipp.dll

hostname: test.fujitsu.co.jp
filter-file: /opt/FJSVssoaz/lib/ssoatzipp.so

　InfoProvider Proのマルチホストで業務サーバを運用する場合は、上記項目をInfoProvider Proの環境定義ファイルごとに設定します。

　InfoProvider Proの環境定義ファイルの詳細については、“Webサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編)”を参照してください。

　Windows Server 2003 x64 Editionsでは、InfoProvider Proは使用できません。

　Solaris 10では、InfoProvider Proは使用できません。