Interstage Interaction Manager 解説書 |
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第1章 概要 |
ここでは、Interaction Managerの製品構成を説明します。
以下に、Interaction Managerを構成するコンポーネントの構成図と説明を記述します。
ブラウザ上で動作するJavaScriptアプリケーションのAjaxフレームワークをクライアントフレームワークと呼びます。
クライアントフレームワークでは、UI部品(画面部品、機能部品、機能付加部品)、イベントハンドリング機能、モデルバインディング機能、およびグローバルイベント制御機能を提供します。
HTMLまたはJSPに、これらの部品や機能を記述することで、高機能な画面を作成することができます。
詳細については、“Ajaxフレームワーク ユーザーズガイド”の“2.1 クライアントフレームワークの構成”を参照してください。
クライアントJavaScriptアプリケーションとサーバ間の通信を支援するAjaxフレームワークの機能を通信フレームワークと呼びます。ブラウザで動作するJavaScriptから、非同期で、サーバ側にあるJavaで記述されたビジネスロジックを呼び出します。
通信フレームワークでは、Apcoordinator連携機能、サーブレット連携機能、データ型変換機能、およびイベントログ機能を提供します。Apcoordinator連携機能、サーブレット連携機能、およびイベントログ機能は、それぞれ、サーバ側とクライアント側で動作します。データ型変換機能は、サーバ側でだけ動作します。
詳細については、“Ajaxフレームワーク ユーザーズガイド”の“3.1 通信フレームワークの構成”を参照してください。
Webブラウザで動作するJavaScriptアプリケーションとWebサービス間の通信を支援するAjaxフレームワークの機能をマッシュアップフレームワークと呼びます。ブラウザで動作するJavaScriptから、非同期で、企業内のサービスやインターネット上にあるWebサービスの情報を取得します。
マッシュアップフレームワークでは、クライアント通信API、マッシュアッププロキシ機能、およびアダプタ機能を提供します。
詳細については、“Ajaxフレームワーク ユーザーズガイド”の“4.1 マッシュアップフレームワークの構成”を参照してください。
サーバ側のビジネスロジックを構築するためのフレームワークです。Ajaxフレームワークと連携して、ビジネスロジックの実行を制御します。
なお、Apcoordinatorは、Java(TM) 2 Platform, Enterprise Edition(J2EE)に従ったアプリケーションを構築するためのフレームワークです。画面構築のためのフレームワークも提供していますが、Interaction Managerでは、Apcoordinatorのビジネスロジックのフレームワークを使用します。詳細については、“Apcoordinatorユーザーズガイド”を参照してください。
Interaction Managerでは、認証、代理ログオン、ロール管理およびログ管理などのポータル機能を提供します。詳細については、“Portalworks 管理者ガイド”および“Portalworks 利用者ガイド”を参照してください。
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