移行などにより、バックアップの管理簿をアンインストール後に利用する場合は、アンインストール前に、バックアップ管理簿を退避しておく必要があります。バックアップ管理簿の退避は、資源バックアップコマンドを利用します。資源バックアップコマンドの詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「資源バックアップコマンド(swstresback)」を参照してください。
なお、バックアップ管理簿の退避が必要となるのは、以下の場合です。
AdvancedCopy Managerのエージェントをアンインストールしようとしているが、そのシステムのバックアップ管理簿をアンインストール後に利用したい。
Storage管理サーバがStorageサーバを兼ねているシステムにおけるAdvancedCopy Managerのマネージャーをアンインストールしようとしているが、そのシステムのバックアップ管理簿をアンインストール後に利用したい。
AdvancedCopy Managerのマネージャーをアンインストールする場合は、事前にAdvancedCopy Managerのリポジトリを削除しておく必要があります。リポジトリを削除していない場合は、アンインストールがエラーとなります。
クラスタ運用している場合、アンインストールするノードで作成しているAdvancedCopy ManagerのすべてのStorageサーバ業務/Storage管理サーバ業務の環境を削除しておく必要があります。
Storage管理サーバをクラスタ運用していた場合、Storage管理サーバ業務の削除にてリポジトリ削除とWebサーバの設定情報の解除を実施しているため、AdvancedCopy Managerのマネージャーのアンインストールの作業でのDBアンセットアップとWebサーバの設定情報の解除を実施する必要はありません。
Exchangeデータベースのバックアップ運用を行っていた環境でAdvancedCopy Managerのアンインストールを行う場合は、アンインストールを開始する前に実施しておく作業があります。
作業の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書』の「Exchangeデータベースのバックアップとリストア」を参照してください。
アンインストールを行うためには“Administrators”グループに所属するローカルアカウントでログオンしている必要があります。ドメインアカウントでログオンしている場合や、“Administrators”グループに所属していないローカルアカウントにてログオンしている場合は、“Administrators”グループに所属しているローカルアカウントにてログオンし直してください。
AdvancedCopy ManagerのマネージャーにSymfowareをインストールした場合、AdvancedCopy Managerのマネージャーをアンインストールしても、インストール先のディレクトリ内にSymfowareの資材が残ります。インストール先のディレクトリを削除する場合は、以下の手順に従ってください。
他の製品(Systemwalker Centric Managerなど)が、Symfowareを利用していないことを確認します。
“プログラムの追加と削除”(Windows 2000の場合は“アプリケーションの追加と削除”)で、Symfowareをアンインストールします。
Symfoware ServerとSymfoware Clientを共にインストールしている場合は、先にSymfoware Clientをアンインストールしてください。
以下のアドレスの配下にあるすべてのファイルを退避した後、エクスプローラなどを利用してAdvancedCopy Managerの資材を削除してください。
環境設定ディレクトリ¥etc