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ETERNUS SFAdvancedCopy Manager 13.4 導入手引書

8.9.4 ETERNUS テープライブラリの設定

TSMでETERNUS テープライブラリの設定を行います。


8.9.4.1 テープサーバ間でテープライブラリを共有しない場合

テープサーバ間でETERNUS テープライブラリを共有しない場合(テープサーバが1台の場合を含む)の設定手順は、以下のとおりです。

  1. ETERNUS テープライブラリ(コントローラー)の設定を行います。(define library)

  2. ETERNUS テープライブラリパスの設定を行います。(define path)

  3. ドライブの設定を行います。(define drive)

  4. ドライブのパスの設定を行います。(define path)

  5. それぞれのテープサーバで、手順1から手順4を行います。

注意

  • ETERNUS テープライブラリの種別によって、定義の方法が異なります。

    詳細については、『ETERNUS SF TSM ETERNUS LTライブラリ運用手引書』を参照してください。LT220/LT230/LT250/LT270を使用する場合は、上記と併せて「付録D ETERNUS テープライブラリ(LT220/LT230/LT250/LT270)の設定」を参照してください。

  • 本手順で設定するドライブは、SAN用ドライブのみ設定してください。NAS用ドライブの設定は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 テープバックアップ連携編』の「テープサーバでの設定」を参照してください。


8.9.4.2 テープサーバ間でテープライブラリを共有する場合

テープサーバ間でETERNUS テープライブラリを共有する場合の設定手順は、以下のとおりです。

  1. ライブラリマネージサーバでの設定

    1. 共用するETERNUS テープライブラリ(コントローラー)の設定を行います。(define library)

    2. ライブラリマネージサーバのためのETERNUS テープライブラリのパスを設定します。(define path)

    3. ドライブの設定を行います。(define drive)

    4. ドライブのパスの定義を行います。(define path)

  2. ライブラリクライアントサーバでの設定
    共用するETERNUS テープライブラリ(コントローラー)の設定を行います。(define library)

  3. ライブラリマネージサーバでの設定
    ライブラリクライアントサーバのためのテープライブラリパスの設定を行います。(define path)

注意

  • テープライブラリ装置の種別によって定義の方法が異なります。

    詳細については、『ETERNUS SF TSM ETERNUS LTライブラリ運用手引書』を参照してください。LT220/LT230/LT250/LT270を使用する場合は、上記と併せて「付録D ETERNUS テープライブラリ(LT220/LT230/LT250/LT270)の設定」を参照してください。

  • 本手順で設定するドライブは、SAN用ドライブのみ設定してください。NAS用ドライブの設定は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書 テープバックアップ連携編』の「テープサーバでの設定」を参照してください。


8.9.4.3 NASバックアップ用環境について

NASバックアップを実施する場合の環境について以下に示します。

図8.1 ETERNUS LT160/LT250/LT270 テープライブラリ装置の場合

図8.2 ETERNUS LT130/LT230 テープライブラリ装置の場合