テープサーバを運用するためには、各ディスクアレイ装置にアクセスパスのパーティションが必要となります。
本章で表記されている「パーティション」とは、論理ユニット全体をあらわすパーティション(スライス)を示します。
本節では、「7.3.2 動的ディスク資源」に示したパーティション(デバイス)を作成します。
注意
アクセスパスのパーティション上にはファイルシステムを構築する必要はありません。
ディスクアレイ装置ごとに4つのパーティションが必要です。
アクセスパスは、GRマルチパスドライバ、またはETERNUSマルチパスドライバを使用して、マルチパス構成で作成してください。
ETERNUS2000、ETERNUS3000、またはETERNUS4000のディスクアレイ装置を使用する場合、アクセスパスは、ディスクアレイ装置の各CMが担当するディスクから2本ずつ作成してください。
テープサーバから参照可能なようにパーティションを作成してください。テープサーバがクラスタシステムの場合は、各ノードから同一のパーティションとして参照できるように設定してください。
パーティションの作成方法については、Solaris関連のマニュアル等を参照してください。