AdvancedCopy Managerで管理しているデバイスを構成するパーティションの情報を表示します。本コマンドは、Storage管理サーバで実行する必要があります。
指定方法
/opt/FJSVswstf/bin/stgxfwcmdisppat -n サーバ名 -d デバイス名 |
オプションの説明
オプション | 説明 |
---|---|
-n | 情報を表示するデバイスを管理するサーバ名を指定します。 |
-d | 情報を表示するデバイス名を指定します。 |
終了ステータス
=0:正常終了
>0:異常終了
実行例
サーバ(Server1)のデバイス(/dev/rdsk/c4t0d10s0)のパーティション情報を表示します。
# /opt/FJSVswstf/bin/stgxfwcmdisppat -n Server1 -d /dev/rdsk/c4t0d10s0 Partition Identifier Physical-Disk Disk-Type LU-Number /dev/rdsk/c4t0d10s0 /dev/dsk/c4t0d10s0 --- GR 10 #
表示される内容を以下に示します。なお、表中の“SDX”または“SDXオブジェクト”は、SafeDISKまたはPRIMECLUSTER Global Disk Services(以下、GDS)の用語です。
タイトル | 説明 |
---|---|
Partition | (Solarisサーバの場合) スライス単位のSDXオブジェクトの場合は、RAWデバイス名:sd?の形式で表示します。 |
Identifier | (Solarisサーバの場合) スライス単位のSDXオブジェクトの場合は、ブロックデバイス名:sd?の形式で表示します。 |
Physical-Disk | (Solarisサーバ、HP-UXサーバ、Linuxサーバ、AIXサーバの場合) |
Disk-Type | ETERNUS ディスクアレイ上に存在する場合、“GR”を表示します。 |
LU-Number | ETERNUS ディスクアレイ上に存在する場合、論理ユニット番号を表示します。 |
(*1)ディスク内のパーティションの順序番号です。パーティションとは、ディスクアドミニストレータにおける以下の内容を指します。また、番号はディスクアドミニストレータ上の左から右に向かって数えた時の番号です。
プライマリパーティションの場合は、当該パーティション全体
拡張パーティションの場合は、当該パーティション内の論理ドライブ
注意
本コマンドの注意事項は以下のとおりです。
本コマンドはrootユーザーのみ実行可能です。
製品インストール時に指定したロケールにて、実行してください。
処理に時間がかかる場合は、処理完了までの間、.(ピリオド)を表示します。