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ETERNUS SFAdvancedCopy Manager 13.4 運用手引書

9.2.2 保守資料の採取方法

9.2.2.1 障害調査資料の採取方法

Storage管理サーバおよびStorageサーバにログインし、以下の資料を採取してください。Storage管理サーバがStorageサーバを兼ねている場合は両方の資料を採取してください。

  1. バックアップ管理で発生した場合

    表9.9 バックアップ管理で異常が発生した場合に採取する障害調査資料

    種別

    Storage管理サーバ

    Storageサーバ

    システムログ

    取得してください。

    取得してください。

    トレースログ

    以下のディレクトリ配下のファイルを取得してください。

    /var/opt/FJSVswtrc/trc

    以下のファイルが存在する場合は、取得してください。

    /tmp/f3cvtrc.log

    以下のディレクトリ配下のファイルを取得してください。

    /var/opt/FJSVswtrc/trc

    以下のファイルが存在する場合は、取得してください。

    /tmp/f3cvtrc.log

    バックアップ管理簿

    採取不要。

    以下のディレクトリ配下のファイルを取得してください。

    /etc/opt/FJSVswsts (注)

    なお、Symfoware Server V9.2以降のロードシェア縮退機能において、ノード縮退運用時に障害が発生した場合は、-altdirオプションに指定したディレクトリ配下のファイルを取得してください。

    共通情報

    以下のディレクトリ配下のファイルを取得してください。

    /var/opt/FJSVswstf/cluster (注)
    /var/opt/FJSVswstf/cmdevs (注)
    /var/opt/FJSVswstf/daemon (注)
    /var/opt/FJSVswstf/log (注)
    /etc/opt/swstorage (注)

    以下のディレクトリ配下のファイルを取得してください。

    /var/opt/FJSVswstf (注)
    /etc/opt/swstorage (注)

    注:クラスタ運用している場合、バックアップ管理簿および共通情報は、共有ディスク上に配置されており、シンボリックリンクが設定されています。そのため、資料採取の際は、以下のように共有ディスク上の情報も採取してください。

    [例]

    # cd /etc/opt
    # tar -cvfh /tmp/FJSVswsts_node1.tar FJSVswsts swstorage
  2. レプリケーション管理で発生した場合

    表9.10 レプリケーション管理で異常が発生した場合に採取する障害調査資料

    種別

    Storage管理サーバ

    Storageサーバ

    システムログ

    取得してください。

    取得してください。

    トレースログ

    以下のディレクトリ配下のファイルを取得してください。

    /var/opt/FJSVswtrc/trc

    以下のファイルが存在する場合は、取得してください。

    /tmp/f3cvtrc.log

    以下のディレクトリ配下のファイルを取得してください。

    /var/opt/FJSVswtrc/trc

    以下のファイルが存在する場合は、取得してください。

    /tmp/f3cvtrc.log

    レプリケーション管理簿

    採取不要。

    以下のディレクトリ配下のファイルを取得してください。

    /etc/opt/FJSVswsrp (注)

    共通情報

    以下のディレクトリ配下のファイルを取得してください。

    /var/opt/FJSVswstf/cluster (注)
    /var/opt/FJSVswstf/cmdevs (注)
    /var/opt/FJSVswstf/daemon (注)
    /var/opt/FJSVswstf/log (注)
    /etc/opt/swstorage (注)

    以下のディレクトリ配下のファイルを取得してください。

    /var/opt/FJSVswstf (注)
    /etc/opt/swstorage (注)

    注:クラスタ運用している場合、レプリケーション管理簿および共通情報は、共有ディスク上に配置されており、シンボリックリンクが設定されています。そのため、資料採取の際は、以下のように共有ディスク上の情報も採取してください。

    [例]

    # cd /etc/opt
    # tar -cvfh /tmp/FJSVswsrp_node1.tar FJSVswsrp swstorage