ETERNUS SFAdvancedCopy Manager 13.4 クラスタ適用ガイド

8.2.3 Solaris版Sun Cluster 環境設定コマンド(stgclset_sun)

Solaris版Sun Clusterでの、クラスタセットアップコマンドについて説明します。

1. 指定方法

   • Storage管理サーバで実施する場合

     [プライマリノード]
     # /opt/swstorage/bin/stgclset_sun -k Primary|Pri -m Mount point -h Network resource -n Node name -s Service name -i IP address -f mgr
     
     [セカンダリノード]
     # /opt/swstorage/bin/stgclset_sun -k Secondary|Sec -m Mount point

   • Storageサーバで実施する場合

     [プライマリノード]
     # /opt/swstorage/bin/stgclset_sun -k Primary|Pri -m Mount point -h Network resource -n Node name -s Service name 
     
     [セカンダリノード]
     # /opt/swstorage/bin/stgclset_sun -k Secondary|Sec -m Mount point

2. オプションの説明

   オプション	オペランド	説明
   -k	Node type	ノード種別を指定します。 プライマリノードを設定する場合: PrimaryまたはPri セカンダリノードを設定する場合: SecondaryまたはSec
   -m	Mount point	AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクのマウントポイントを指定します。
   -h	Network Resource	論理ホスト名リソースの名前または共有アドレスリソースの名前を指定します。
   -n	Node name	AdvancedCopy Managerの論理ノード名を、英数字8文字以下(空白は不可)で指定します。 AdvancedCopy Managerの論理ノード名として指定できない文字列(予約語)は、予約語一覧を参照してください。
   -s	Service name	業務名を指定します。 対象業務のSun Clusterのリソースグループ名と同じ値を指定します。
   -i	IP address	Storage管理サーバ業務の場合は、IPアドレスを指定します。
   -f	Service type	構築する業務種別を指定します。本オプションが指定されていない場合は、Storageサーバ業務を構築します。 管理サーバ業務を構築する場合: mgr

   予約語一覧

   audit	cluster	cmdevs	config	daemon	data	java
   log	pid	report	samp	sh	tmp	―

3. 終了ステータス

   =0:正常終了

   >0:異常終了