以下の手順にて、Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務をセットアップします。
注意
本処理を以下のサービスを利用して実行した場合、不具合が発生しますので、利用しないでください(ただし、Windows Server 2008で、Symfoware Server V9.1.1以降を使用している場合を除く)。
ターミナルサービス(リモートデスクトップ接続による利用)
Telnetサーバーサービス
なお、Storage管理サーバがWindows Server 2003であれば、ターミナルサービスへのコンソールセッション接続を行うことで、利用可能です。コンソールセッション接続の方法については、以下を参照してください。
http://support.microsoft.com/kb/278845/ja
プライマリノードを再起動します。
プライマリノードを再起動します。AdvancedCopy Managerのインストールの延長でシステムの再起動を実施した場合には、手順2に進みます。
Storage管理サーバ業務の場合、データベース情報の設定処理をキャンセルします。
以下の画面が表示されますので、[キャンセル]ボタンをクリックします。
必要に応じて、既存の業務を停止します。
Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務を既存のクラスタグループに追加する場合は、クラスタアドミニストレータ(MSCSの場合)またはフェイルオーバ クラスタ管理(WSFCの場合)を利用して、該当クラスタグループの業務を停止してください。新規にクラスタグループを作成する場合は、この作業は必要ありません。
Storage管理サーバ業務の場合、AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクと、AdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスクはオンラインにしておきます。
Storageサーバ業務の場合、AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクはオンラインにしておきます。
クラスタグループの停止方法、共有ディスクのオンライン方法については、Microsoft(R) Cluster Service/Windows Server(R) Failover Clusteringのマニュアルを参照してください。
Microsoft(R) Cluster Service/Windows Server(R) Failover Clustering上で、所有権を獲得します。
クラスタアドミニストレータ(MSCSの場合)またはフェイルオーバ クラスタ管理(WSFCの場合)を利用して、プライマリノードでQuorumディスクとAdvancedCopy Managerで使用する共有ディスクの所有権、および業務の所有権を獲得します。所有権の獲得方法の詳細については、Microsoft(R) Cluster Service/Windows Server(R) Failover Clusteringのマニュアルを参照してください。
クラスタセットアップ開始指示を行います。
プライマリノードで以下のクラスタセットアップコマンドを実行します。
プログラムディレクトリ¥bin¥stgclset_mscs
ノード種別と共有ディスクを選択します。
クラスタセットアップコマンドの初期画面が表示されます。
各項目の説明は以下のとおりです。必要事項を入力後、[OK]ボタンをクリックします。
サーバ種別
「Storage管理サーバ」または「Storageサーバ」が表示されます。
ノード種別
「プライマリノード」を選択します。
物理ディスクリソース
「3.3 項目の確認」で準備した、AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクのディスクリソースを選択します。
ドライブ
物理ディスクリソースに対応したドライブレターが表示されます。
必要なディスク容量
AdvancedCopy Managerクラスタ環境に必要な最小のディスク容量が表示されます。必要なディスク容量については算出した共有ディスク容量を使用し、空き容量が十分か判断してください。
空きディスク容量
指定されたドライブの空き容量が表示されます。
プライマリノードのクラスタ情報を設定します。
クラスタセットアップコマンドの設定画面が表示されます。
Storage管理サーバ業務の場合
Storageサーバ業務の場合
各項目の説明は以下のとおりです。必要事項を入力後、[OK]ボタンをクリックします。
サーバ種別
「Storage管理サーバ」または「Storageサーバ」が表示されます。
ノード種別
「プライマリノード」であることを確認します。
ドライブ
物理ディスクリソースに対応したドライブレターが表示されます。
論理ノード名
「3.3 項目の確認」で準備した、論理ノード名を入力します。
業務名
「3.3 項目の確認」で準備した、業務名を入力します。
クラスタ名
「3.3 項目の確認」で確認した、クラスタ名を入力します。
IPアドレス
「3.3 項目の確認」で準備した、論理IPアドレスを入力します。
新規にIPアドレスリソースを作成
上で入力したIPアドレスが、新規に準備したIPアドレスの場合、このラジオボタンを選択します。選択した場合のみ、以下の3項目に入力します。
サブネットマスク
上で入力したIPアドレスのサブネットマスクを入力します。
ネットワーク名
「3.3 項目の確認」で準備した、ネットワーク名を入力します。
外部接続用ネットワーク名
「3.3 項目の確認」で確認した、外部接続用ネットワーク名を入力します。
既存のIPアドレスリソースを使用
上で入力したIPアドレスが、既存クラスタグループから引き継いだIPアドレスの場合、このラジオボタンを選択します。選択した場合のみ、以下の1項目に入力します。
IPアドレスリソース
「3.3 項目の確認」で確認した、IPアドレスリソース名を入力します。
Storage管理サーバ業務
Storage管理サーバ業務の場合、この項目にチェックします。チェックしなかった場合、Storageサーバ業務の設定が行なわれます。
ポート番号・サービスを設定します。
[ポート番号・サービス設定/解除コマンド]画面が表示されます。ただし、すでに設定済みの場合は表示されません。
各項目の説明は以下のとおりです。必要事項を入力後、[OK]ボタンをクリックします。
アカウント名
AdvancedCopy Managerインストール時のアカウントが表示されます。
パスワード
AdvancedCopy Managerインストール時のパスワードを入力します。
通信サービス
「3.3 項目の確認」で準備した、業務用通信サービスのポート番号を入力します。
ポート番号・サービス設定が完了します。
[OK]ボタンをクリックします。
注意
Storage管理サーバ業務の場合、手順10に進みます。
Storageサーバ業務の場合、手順16に進みます。
Storage管理サーバ業務の場合、データベース情報を設定します。
[データベース作成場所とデータベースサイズの設定]画面が表示されますので、必要に応じて表示されている内容を変更し、[継続]ボタンをクリックしてください。AdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスクとAdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクを同じにする場合は、データベース作成フォルダとして手順6で選択したドライブを指定します。なお、データベースは、必ず、共用ディスク上に作成してください。
データベース作成フォルダ
各々のデータベースの格納先を、ドライブ名を含む絶対パスで入力します。ここで入力するフォルダ名は、NTFSでフォーマットされた新規のフォルダ名です。指定したフォルダNTFS以外でフォーマットされている場合や、既に存在する場合は、別の名前に変更してください。
各々のデータベースの格納先を作成するドライブのプロパティにおいて、[全般]タブにある、[ドライブを圧縮してディスク領域を空ける]をチェックしないでください。
ドライブ圧縮を行った場合、通常のI/O処理と比較して、性能上のオーバーヘッドが発生します。これにより、I/O量に依存してOSリソース不足によるアクセスエラーが発生するためです。
各々のデータベースを作成するフォルダのプロパティにおいて、[全般]タブの[詳細設定]または[詳細]から、[属性の詳細]にある、[圧縮属性または暗号化属性]項目をチェックしないでください。
圧縮属性にチェックした場合、ドライブ圧縮と同様に、通常のI/O処理と比較して、性能上のオーバーヘッドが発生します。これにより、I/O量に依存してOSリソース不足によるアクセスエラーが発生するためです。
暗号化属性にチェックした場合、暗号解除ができず、アクセスエラーが発生するためです。
データベースサイズ
データベースの大きさをMB単位で指定します。指定値については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書』の「データベース領域の見積もり」を参照してください。デフォルト値を利用する場合は、[デフォルト使用]チェックボックスをチェックしてください。
Storage管理サーバ業務の場合、データベースアクセスユーザーを設定します。
データベースをアクセスするユーザー名/パスワードを入力します。入力が完了した後、[設定]ボタンをクリックしてください。なお、Storage管理サーバのIPアドレス欄には、クラスタセットアップコマンド画面で設定済のIPアドレスが表示されますが、変更はできません。
ユーザー名とパスワードには、以下の条件があります。
オペレーティングシステムで指定できるユーザー名、パスワード
注意
ここで入力して設定したユーザーに対し、OS上で削除する場合やパスワードを変更する場合は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「リポジトリアクセスユーザーに指定したユーザーの削除/パスワードの変更」を参照し、再設定処理を行ってください。
Storage管理サーバ業務の場合、設定情報を確認します。
データベースに関する設定情報が表示されますので、表示された内容を確認の上、[開始]ボタンをクリックしてください。
Storage管理サーバ業務の場合、データベースのセットアップ処理が開始されます。
Storage管理サーバ業務の場合、データベースのセットアップ処理が完了します。
DBセットアップの完了画面が表示されますので、[閉じる]ボタンをクリックしてください。
Storage管理サーバ業務の場合、Webサーバの設定をします。(Windows Server 2003のみ)
以下の確認ダイアログが表示されます。
GUIクライアントを使用する場合またはコマンドのみを使用する場合は、[いいえ]ボタンをクリックしてください。
Webブラウザを利用したクライアントを使用する場合は、[はい]ボタンをクリックし、Webサーバ(Microsoft Internet Information Services)の設定を行ってください。
Webサーバの設定以外にも、環境の設定が必要になります。
詳しくは、ソフトウェア説明書を参照してください。
Webサーバに、以下の仮想ディレクトリを設定します。
仮想ディレクトリ | ディレクトリ名 | 仮想ディレクトリのプロパティ |
---|---|---|
Swstorage | プログラムディレクトリ¥inet¥wwwroot | 「読み取り」付加 |
swstorage-j | プログラムディレクトリ¥java | 「読み取り」付加 |
swstorage-cgi | プログラムディレクトリ¥inet¥cgi | 「実行権」付加 |
swstorage-d | AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスク:¥etc¥opt¥swstorage¥etc¥data | 「読み取り」付加 |
注意
導入されているInternet Information Serviceのバージョンが6.0である場合は、Webサーバ設定確認ダイアログで[はい]ボタンをクリックすると以下の確認ダイアログが表示されます。CGIを実行可能にする場合には[はい]をクリックし、Webサーバの設定を行ってください。
Windows Server 2003 R2環境において、Windows SharePoint Servicesがインストールされている場合、Webブラウザを利用したクライアントを使用するには、SharePointのサーバー管理の設定およびIISの設定を行う必要があります。設定の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書』の「Windows SharePoint Servicesがインストールされている環境で使用する場合」を参照してください。
プライマリノードのクラスタセットアップを終了します。
クラスタセットアップの完了画面が表示されますので、[OK]ボタンをクリックしてください。引き続き、セカンダリの設定を行います。
Storage管理サーバ業務の場合、必要に応じて、ディスクリソースを移動します。
AdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスクとAdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクを分けた場合、クラスタアドミニストレータ(MSCSの場合)またはフェイルオーバ クラスタ管理(WSFCの場合)を使用して、AdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスクのディスクリソースを業務へ移動してください。ディスクリソースの移動方法については、Microsoft(R) Cluster Service/Windows Server(R) Failover Clusteringのマニュアルを参照してください。
セカンダリノードAを再起動します。
AdvancedCopy Managerのインストールの延長でシステムの再起動を実施した場合には、手順19に進みます。
Storage管理サーバ業務の場合、データベース情報の設定処理をキャンセルします。
以下の画面が表示されますので、[キャンセル]ボタンをクリックします。
セカンダリノードAにて業務の所有権を獲得します。
クラスタアドミニストレータ(MSCSの場合)またはフェイルオーバ クラスタ管理(WSFCの場合)を利用して、Microsoft(R) Cluster Service/Windows Server(R) Failover Clustering上で、セカンダリノードAにて業務の所有権を獲得します。所有権の獲得方法の詳細については、Microsoft(R) Cluster Service/Windows Server(R) Failover Clusteringのマニュアルを参照してください。
クラスタセットアップ開始指示を行います。
セカンダリノードで以下のクラスタセットアップコマンドを実行します。
プログラムディレクトリ¥bin¥stgclset_mscs
ノード種別と共有ディスクを選択します。
クラスタセットアップコマンドの初期画面が表示されます。
各項目の説明は以下のとおりです。必要事項を入力後、[OK]ボタンをクリックします。
サーバ種別
「Storage管理サーバ」または「Storageサーバ」が表示されます。
ノード種別
「セカンダリノード」を選択します。
物理ディスクリソース
AdvancedCopy Manager共有データ用に使用する共有ディスクのリソースを選択します。プライマリノードの設定と同じ値を選択してください。
ドライブ
物理ディスクリソースに対応したドライブレターが表示されます。
必要なディスク容量
AdvancedCopy Managerクラスタ環境に必要な最小のディスク容量が表示されます。
空きディスク容量
指定されたドライブの空き容量が表示されます。
セカンダリノードAにおけるクラスタ情報を設定します。
クラスタセットアップコマンドの設定画面に、プライマリノードで設定した値が表示されます(ノード種別のみセカンダリノードとなります)。各項目を確認の上、[OK]ボタンをクリックします。
Storage管理サーバ業務場合
Storageサーバ業務の場合
ポート番号・サービスを設定します。
[ポート番号・サービス設定/解除コマンド]画面が表示されます。ただし、すでに設定済みの場合は表示されません。
パスワードを除いて、プライマリノードの設定と同じ値が表示されます。
パスワードの欄にはAdvancedCopy Managerインストール時のパスワードを入力します。パスワードを入力後、[OK]ボタンをクリックします。
ポート番号・サービス設定が完了します。
[OK]ボタンをクリックします。
注意
Storage管理サーバ業務の場合、手順26に進みます。
Storageサーバ業務の場合、手順32に進みます。
Storage管理サーバ業務の場合、データベース情報を確認します。
[データベース作成場所とデータベースサイズの設定]画面に、プライマリノードで設定した値が表示されます。各項目を確認の上、[継続]ボタンをクリックします。
Storage管理サーバ業務の場合、データベースアクセスユーザーを確認します。
[IPアドレスとリポジトリアクセスユーザ設定]画面に、プライマリノードで設定した値が表示されます。各項目を確認の上、[設定]ボタンをクリックします。
Storage管理サーバ業務の場合、設定情報を確認します。
データベースに関する設定情報が表示されますので、表示された内容を確認の上、[開始]ボタンをクリックしてください。
Storage管理サーバ業務の場合、データベースのセットアップ処理が開始されます。
Storage管理サーバ業務の場合、データベースのセットアップ処理が完了します。
DBセットアップの完了画面が表示されますので、[閉じる]ボタンをクリックしてください。
Storage管理サーバ業務の場合、Webサーバの設定をします。(Windows Server 2003のみ)
以下の確認ダイアログが表示されます。
GUIクライアントを使用する場合またはコマンドのみを使用する場合は、[いいえ]ボタンをクリックしてください。
Webクライアントを使用する場合は、[はい]ボタンをクリックし、Webサーバ(Microsoft Internet Information Services)の設定を行ってください。
Webサーバの設定以外にも、環境の設定が必要になります。
詳しくは、ソフトウェア説明書を参照してください。
Webサーバに、以下の仮想ディレクトリを設定します。
仮想ディレクトリ | ディレクトリ名 | 仮想ディレクトリのプロパティ |
---|---|---|
Swstorage | プログラムディレクトリ¥inet¥wwwroot | 「読み取り」付加 |
swstorage-j | プログラムディレクトリ¥java | 「読み取り」付加 |
swstorage-cgi | プログラムディレクトリ¥inet¥cgi | 「実行権」付加 |
swstorage-d | AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスク:¥etc¥opt¥swstorage¥etc¥data | 「読み取り」付加 |
注意
導入されているInternet Information Serviceのバージョンが6.0である場合は、Webサーバ設定確認ダイアログで[はい]ボタンをクリックすると以下の確認ダイアログが表示されます。CGIを実行可能にする場合には[はい]をクリックし、Webサーバの設定を行ってください。
Windows Server 2003 R2環境において、Windows SharePoint Servicesがインストールされている場合、Webブラウザを利用したクライアントを使用するには、SharePointのサーバー管理の設定およびIISの設定を行う必要があります。設定の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書』の「Windows SharePoint Servicesがインストールされている環境で使用する場合」を参照してください。
セカンダリノードのクラスタセットアップを終了します。
クラスタセットアップの完了画面が表示されますので、[OK]ボタンをクリックしてください。
注意
1:1運用待機、相互待機、n:1運用待機の場合、手順49に進みます。
カスケード運用の場合、手順33に進みます。
セカンダリノードBを再起動します。
AdvancedCopy Managerのインストールの延長でシステムの再起動を実施した場合には、手順34に進みます。
注意
セカンダリノードBとなるノードが複数台ある場合、手順33~手順48の処理を全てのセカンダリノードBで実施します。
Storage管理サーバ業務の場合、データベース情報の設定処理をキャンセルします。
以下の画面が表示されますので、[キャンセル]ボタンをクリックします。
セカンダリノードBにて業務の所有権を獲得します。
クラスタアドミニストレータ(MSCSの場合)またはフェイルオーバ クラスタ管理(WSFCの場合)を利用して、Microsoft(R) Cluster Service/Windows Server(R) Failover Clustering上で、セカンダリノードBにて業務の所有権を獲得します。所有権の獲得方法の詳細については、Microsoft(R) Cluster Service/Windows Server(R) Failover Clusteringのマニュアルを参照してください。
クラスタセットアップ開始指示を行います。
セカンダリノードBで以下のクラスタセットアップコマンドを実行します。
プログラムディレクトリ¥bin¥stgclset_mscs
ノード種別と共有ディスクを選択します。
クラスタセットアップコマンドの初期画面が表示されます。
各項目の説明は以下のとおりです。必要事項を入力後、[OK]ボタンをクリックします。
サーバ種別
「Storage管理サーバ」または「Storageサーバ」が表示されます。
ノード種別
「セカンダリノード」を選択します。
物理ディスクリソース
AdvancedCopy Manager共有データ用に使用する共有ディスクのリソースを選択します。プライマリノードの設定と同じ値を選択してください。
ドライブ
物理ディスクリソースに対応したドライブレターが表示されます。
必要なディスク容量
AdvancedCopy Managerクラスタ環境に必要な最小のディスク容量が表示されます。
空きディスク容量
指定されたドライブの空き容量が表示されます。
セカンダリノードの追加を確認します。
カスケード運用用に新たにセカンダリノードを追加するための確認画面が表示されます。カスケード運用の業務であることを確認の上、[はい]ボタンをクリックします。
「設定済みのセカンダリノード数」には、既にセットアップ済みのセカンダリノードのノード数が出力されます。
注意
確認のデフォルトが[いいえ]ボタン(処理のキャンセル)であることに注意してください。
セカンダリノードBにおけるクラスタ情報を設定します。
クラスタセットアップコマンドの設定画面に、プライマリノードで設定した値が表示されます(ノード種別のみセカンダリノードとなります)。各項目を確認の上、[OK]ボタンをクリックします。
Storage管理サーバ業務の場合
Storageサーバ業務の場合
ポート番号・サービスを設定します。
[ポート番号・サービス設定/解除コマンド]画面が表示されます。ただし、すでに設定済みの場合は表示されません。
パスワードを除いて、プライマリノードの設定と同じ値が表示されます。
パスワードの欄にはAdvancedCopy Managerインストール時のパスワードを入力します。パスワードを入力後、[OK]ボタンをクリックします。
ポート番号・サービス設定が完了します。
[OK]ボタンをクリックします。
注意
Storage管理サーバ業務の場合、手順42に進みます。
Storageサーバ業務の場合、手順48に進みます。
Storage管理サーバ業務の場合、データベース情報を確認します。
[データベース作成場所とデータベースサイズの設定]画面に、プライマリノードで設定した値が表示されます。各項目を確認の上、[継続]ボタンをクリックします。
Storage管理サーバ業務の場合、データベースアクセスユーザーを確認します。
[IPアドレスとリポジトリアクセスユーザ設定]画面に、プライマリノードで設定した値が表示されます。各項目を確認の上、[設定]ボタンをクリックします。
Storage管理サーバ業務の場合、設定情報を確認します。
データベースに関する設定情報が表示されますので、表示された内容を確認の上、[開始]ボタンをクリックしてください。
Storage管理サーバ業務の場合、データベースのセットアップ処理が開始されます。
Storage管理サーバ業務の場合、データベースのセットアップ処理が完了します。
DBセットアップの完了画面が表示されますので、[閉じる]ボタンをクリックしてください。
Storage管理サーバ業務の場合、Webサーバの設定をします。(Windows Server 2003のみ)
以下の確認ダイアログが表示されます。
GUIクライアントを使用する場合またはコマンドのみを使用する場合は、[いいえ]ボタンをクリックしてください。
Webクライアントを使用する場合は、[はい]ボタンをクリックし、Webサーバ(Microsoft Internet Information Services)の設定を行ってください。
Webサーバの設定以外にも、環境の設定が必要になります。
詳しくは、ソフトウェア説明書を参照してください。
Webサーバに、以下の仮想ディレクトリを設定します。
仮想ディレクトリ | ディレクトリ名 | 仮想ディレクトリのプロパティ |
---|---|---|
Swstorage | プログラムディレクトリ¥inet¥wwwroot | 「読み取り」付加 |
swstorage-j | プログラムディレクトリ¥java | 「読み取り」付加 |
swstorage-cgi | プログラムディレクトリ¥inet¥cgi | 「実行権」付加 |
swstorage-d | AdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスク:¥etc¥opt¥swstorage¥etc¥data | 「読み取り」付加 |
注意
導入されているInternet Information Serviceのバージョンが6.0である場合は、Webサーバ設定確認ダイアログで[はい]ボタンをクリックすると以下の確認ダイアログが表示されます。CGIを実行可能にする場合には[はい]をクリックし、Webサーバの設定を行ってください。
Windows Server 2003 R2環境において、Windows SharePoint Servicesがインストールされている場合、Webブラウザを利用したクライアントを使用するには、SharePointのサーバー管理の設定およびIISの設定を行う必要があります。設定の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書』の「Windows SharePoint Servicesがインストールされている環境で使用する場合」を参照してください。
セカンダリノードBのクラスタセットアップを終了します。
クラスタセットアップの完了画面が表示されますので、[OK]ボタンをクリックしてください。
注意
セカンダリノードBとなるノードが残っている(手順33~手順48を未実施のノードがある)場合、そのノードにて手順33から実施してください。全てのセカンダリノードBにて作業(手順33~手順48)が終了した場合、手順49に進んでください。
必要に応じて、リソースの依存関係と実行可能な所有者を設定します。
リソースの依存関係を設定します。
Storage管理サーバ業務の場合、AdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスクとAdvancedCopy Manager共有データ用の共有ディスクを分けた場合、クラスタアドミニストレータ(MSCSの場合)またはフェイルオーバ クラスタ管理(WSFCの場合)を使用して、以下のリソースの依存関係にAdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスクリソースを追加してください。リソースの依存関係の追加方法は、Microsoft(R) Cluster Service/Windows Server(R) Failover Clusteringのマニュアルを参照してください。
SymfoWARE RDA RDBSWSTF (Windows Server 2008以外のみ追加)
SymfoWARE RDB RDBSWSTF
バックアップ管理などの運用を実施する(Storage管理サーバ業務兼Storageサーバ業務、Storageサーバ業務)場合、クラスタアドミニストレータ(MSCSの場合)またはフェイルオーバ クラスタ管理(WSFCの場合)を使用して、以下のリソースの依存関係に業務用のディスクリソースを追加してください。
AdvancedCopy COM Service_論理ノード名
注意
AdvancedCopy COM Service_論理ノード名と業務用のディスクリソースとの依存関係は、業務のボリュームの追加/削除等を実施するときに設定しなおす必要があります。詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「クラスタ運用時の注意事項」を参照してください。
クラスタグループのノード数よりクラスタシステムのノード数が多い場合(たとえばn:1運用待機等)、実行可能な所有者を変更します。
クラスタアドミニストレータ(MSCSの場合)またはフェイルオーバ クラスタ管理(WSFCの場合)を使用して、当該クラスタグループに属しているAdvancedCopy Managerのリソースのプロパティ情報(実行可能な所有者)をクラスタグループで動作するノードのみに変更してください。実行可能な所有者の変更方法は、Microsoft(R) Cluster Service/Windows Server(R) Failover Clusteringのマニュアルを参照してください。
変更するAdvancedCopy Managerのリソースは、以下のとおりです。
AdvancedCopy COM Service_論理ノード名
AdvancedCopy ACL Service(Storage管理サーバ業務の場合)
AdvancedCopy GUI Service(Storage管理サーバ業務の場合)
SymfoWARE RDA RDBSWSTF(Storage管理サーバ業務の場合)
SymfoWARE RDB RDBSWSTF(Storage管理サーバ業務の場合)
AdvancedCopy IP Address_論理ノード名(AdvancedCopy Managerのクラスタセットアップコマンドで「新規にIPアドレスリソースを作成」を選択した場合)
AdvancedCopy Network_論理ノード名(AdvancedCopy Managerのクラスタセットアップコマンドで「新規にIPアドレスリソースを作成」を選択した場合)
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスク
AdvancedCopy Managerリポジトリ用共有ディスク(Storage管理サーバ業務の場合)
バックアップボリュームまたは複写先ボリューム(Storage管理サーバ業務兼Storageサーバ業務、Storageサーバ業務の場合)
注意
当該クラスタグループに属するAdvancedCopy Manager以外のリソースについては、リソースを作成するシステムにご確認ください。
Storage管理サーバ業務の場合、プライマリノードとセカンダリノードにてWebサーバのMIME設定をします。(Windows Server 2003のみ)
Webクライアントを使用するために、ファイルのダウンロードが必要となる場合があります。そのため、手順15と手順30で[はい]ボタンを選択してWebサーバの設定を行った場合は、ファイルがダウンロードできるように以下の設定を行います。
設定方法については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書』の「Storage管理サーバのカスタマイズ作業詳細」の手順9(WebサーバのMIME設定)を参照してください。
プライマリノードにて、AdvancedCopy Managerサービスを起動します。
クラスタアドミニストレータ(MSCSの場合)またはフェイルオーバ クラスタ管理(WSFCの場合)を利用して、設定を完了したクラスタグループをオンラインとし、AdvancedCopy Managerのサービスを起動します。
環境のバックアップを行います。
不測の事態に備え、以下の環境のバックアップを行います。
データベース
Storage管理サーバ業務の場合、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』の「データベースの退避方法」を参照し、作成したデータベース領域のバックアップを行ってください。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスク上のデータ
Windowsのエクスプローラーのコピー機能などを使用して、AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスク上の以下のフォルダをバックアップしてください。
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクのドライブ:¥etc
AdvancedCopy Manager共有データ用共有ディスクのドライブ:¥var
動作ノードを確認します。
クラスタアドミニストレータ(MSCSの場合)またはフェイルオーバクラスタ管理(WSFCの場合)を使用して、該当するノードでクラスタグループが動作することを確認してください。
Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務の環境を作成します。
AdvancedCopy ManagerのGUIなどを使用して、Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務の環境を作成します。
Storage管理サーバ業務兼Storageサーバ業務の場合、Storageサーバ業務の環境も作成します。
注意
『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用手引書(Windows版)』を参照し、Storage管理サーバ業務、Storageサーバ業務の環境を作成してください。