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ETERNUS SFAdvancedCopy Manager 13.4 運用手引書

12.7 SQL Serverコマンド

SQL Serverデータベースのバックアップ、リストアを実施するコマンドについて説明します。SQL Server連携コマンドは、Administratorsグループに属しているユーザーで実行する必要があります。

バックアップ管理機能、レプリケーション管理機能で使用するコマンドが異なります。バックアップ管理機能を使用する場合は、「12.7.1 バックアップ管理機能のコマンド」を参照してください。レプリケーション管理機能を使用する場合は、「12.7.2 レプリケーション管理機能のコマンド」を参照してください。

注意

コマンド実行時の動作環境

コマンドを実行する際に必要となる動作環境は下表のとおりです。

表12.27 SQL Serverコマンド実行時の動作環境

コマンド名

AdvancedCopy Manager動作環境

swstbackup_sqlsvr

EC運用の場合はStorageサーバのデーモン/サービスが動作していなければならない。

swstrestore_sqlsvr

swsrpbackup_sql

サーバ内レプリケーションかつEC運用の場合は、Storageサーバのデーモン/サービスが動作していなければならない。
サーバ間レプリケーションの場合は通信先Storageサーバのデーモン/サービスが動作していなければならない(-mオプション、-tオプションを指定する場合を除く)。

swsrprestore_sql

注意

クラスタ運用の場合

クラスタ運用におけるコマンドは、次の手順で実行します。

  1. 必要に応じて、環境変数SWSTGNODEに該当業務の論理ノード名を設定します。環境変数の設定方法は以下のとおりです。

    set SWSTGNODE=論理ノード名
  2. コマンドを実行します。

    クラスタ運用におけるコマンドと、環境変数設定の要否およびコマンドを実行するノードは下表のとおりです。コマンドを実行する際の注意事項等は備考欄に記述しています。

    表12.28 クラスタ運用時のコマンド

    コマンド

    環境変数の要否

    コマンド実行ノード

    備考

    swstbackup_sqlsvr

    必要

    業務稼動ノード

    swstrestore_sqlsvr

    必要

    業務稼動ノード

    swsrpbackup_sql

    必要

    業務稼動ノード

    swsrprestore_sql

    必要

    業務稼動ノード

注意

SQL Serverコマンドでは、SnapOPC機能をサポートしません。