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ETERNUS SFAdvancedCopy Manager 13.4 運用手引書

12.5.1 Webサーバ設定/設定解除コマンド(alias)

Webサーバ(IIS)に対して、仮想ディレクトリの設定または設定解除を行う場合に使用します。

本コマンドは、Storage管理サーバで実行する必要があります。以下の場合に使用します。

なお、このコマンドで設定および設定解除を行う仮想ディレクトリを以下に示します。

仮想ディレクトリ

ディレクトリ名

仮想ディレクトリのプロパティ

swstorage

プログラムディレクトリ¥inet¥wwwroot

「読み取り」付加

swstorage-j

プログラムディレクトリ¥java

「読み取り」付加

swstorage-cgi

プログラムディレクトリ¥inet¥cgi

「実行権」付加(CGIが格納されています)

swstorage-d

環境設定ディレクトリ¥etc¥data

「読み取り」付加

上記仮想ディレクトリ名が既に存在した場合、AdvancedCopy Managerで使用できるように設定を変更します。

  1. 指定方法

    プログラムディレクトリ¥bin¥alias [-u]

  2. オプションの説明

    オプション

    説明

    なし

    Webサーバへの設定を行います。

    -u

    Webサーバへの設定の解除を行います。

  3. 終了ステータス

    =0:正常終了
    >0:異常終了

  4. 実行例

    Webサーバへの設定を行います。

    C:¥>C:¥Win32app¥AdvancedCopyManager¥bin¥alias
    Info:AdvancedCopy Manager Web server setup start.
    Info:AdvancedCopy Manager Web server setup completed.
    C:¥>

    Webサーバへの設定の解除を行います。

    C:¥>C:¥Win32app¥AdvancedCopyManager¥bin¥alias -u
    Info:AdvancedCopy Manager Web server unsetup start.
    Info:AdvancedCopy Manager Web server unsetup completed.
    C:¥>

注意

導入されているInternet Information Serviceのバージョンが6.0である場合は、本コマンドでWebサーバの設定を実施すると、以下の確認ダイアログが表示されます。CGIを実行可能にする場合には[はい]をクリックし、Webサーバの設定を行ってください。

注意

本コマンドの注意事項は以下のとおりです。

  • 本コマンドはadministratorsグループに所属するアカウントのみ実行可能です。

  • 発生したエラーに関する情報については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Managerメッセージ説明書』の「Webサーバ設定/解除時の詳細エラーメッセージ」を参照してください。

  • Windows Server 2003 R2環境において、Windows SharePoint Servicesがインストールされている場合、Webクライアントを使用するにはSharePointのサーバー管理の設定およびIISの設定を行う必要があります。設定方法の詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager導入手引書』の「Windows SharePoint Servicesがインストールされている環境で使用する場合」を参照してください。