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ETERNUS SFAdvancedCopy Manager 13.4 運用手引書

12.3.13 管理情報一括バックアップサーバ登録/削除コマンド(stgmgrinfoset)

管理情報一括バックアップ実行サーバ(12.3.14 管理情報一括バックアップコマンド(stgmgrinfobkup)を実行するサーバ)を登録します。

管理情報一括バックアップ実行サーバを削除します。

管理情報一括バックアップ実行サーバの情報を表示します。

  1. 指定方法

    プログラムディレクトリ¥bin¥stgmgrinfoset [-del | -d ディレクトリ名 -c Storage管理サーバのコード]

  2. オプションの説明

    オプション

    説明

    なし

    管理情報一括バックアップ実行サーバの情報を表示します。

    -del

    管理情報一括バックアップ実行サーバを削除します。

    -d

    バックアップデータを格納するディレクトリの絶対パスを指定します。
    ディレクトリ名には、英数字、_(アンダースコア)のみ使用可能です。

    -c

    Storage管理サーバをインストールしたときに指定したcodeを指定します。指定できる値は以下のとおりです。

    EUCを指定した場合:EUC
    SJISを指定した場合:SJIS
    UTF-8(UNICODE)を指定した場合:UTF8

    なお、Storage管理サーバがWindows版の場合、SJISを指定してください。

  3. 終了ステータス

    =0:正常終了
    >0:異常終了

  4. 実行例

    管理情報一括バックアップ実行サーバ(バックアップデータを保管するディレクトリパス:D:¥stgbkupdata、Storage管理サーバのcode:EUC)を登録します。

    C:¥>C:¥Win32app¥AdvancedCopyManager¥bin¥stgmgrinfoset -d D:¥stgbkupdata -c EUC
    swstf3000 AdvancedCopy Managerの管理情報の一括バックアップを実行するサー
    バを登録しました。
    C:¥>

    管理情報一括バックアップ実行サーバを削除します。

    C:¥>C:¥Win32app¥AdvancedCopyManager¥bin¥stgmgrinfoset -del
    swstf3001 AdvancedCopy Managerの管理情報の一括バックアップを実行するサー
    バを削除しました。ディレクトリを削除してください。ディレクトリ=D:¥stgbkupdata
    C:¥>

    管理情報一括バックアップ実行サーバの情報を表示します。

    C:¥>C:¥Win32app¥AdvancedCopyManager¥bin¥stgmgrinfoset
    Directory    : D:¥stgbkupdata
    Manager code : EUC
    C:¥>

注意

本コマンドの注意事項は以下のとおりです。

  • rootユーザーまたはadministratorsグループに所属するアカウントのみ実行可能です。

  • バックアップデータを保管するディレクトリを変更する場合、-delオプションで削除した後、再度登録してください。

  • 1つのStorageサーバのみ管理情報一括バックアップ実行サーバとして登録してください。

  • 管理情報一括バックアップ実行サーバとして登録するStorageサーバがクラスタ運用の場合、環境変数SWSTGNODEに論理ノード名を設定してください。

  • -dオプションに指定するディレクトリは、あらかじめ準備してください。