レプリケーション運用を行うサーバを決定します。
レプリケーション運用を行うサーバには、次のものがあります。
Storage管理サーバ
複数のStorageサーバを一元管理、集中操作します。Storage管理サーバは、Storageサーバを兼ねることができます。
Storageサーバ
AdvancedCopy Managerの運用を行います。
図8.10 レプリケーション運用を行うサーバの構成
注意
ETERNUS ディスクアレイのリモートコピー機能(ROPC/REC)を使用して、筐体間レプリケーションを実施する場合には、以下の条件があります。
両筐体にROPC/REC機能を導入することが必要です。
両筐体がFCRA(FC Remote Adapter)で接続されていることが必須です。FCRAによる接続ではデータはInitiator側からTarget側へしか流れません。双方向コピーを実施するためには、最低2組のFCRA接続が必要です。
注意
サーバ間でレプリケーションを行う場合、バックアップサーバ運用のように複製先から複製元にデータを戻す必要がある場合は、データを戻した際も正常にアクセスできるよう、複製先でのデータの取り扱いに注意する必要があります。