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ETERNUS SFAdvancedCopy Manager 13.4 運用手引書

4.5.3 リストアの実行

本節では、バックアップしたボリューム/データの復元方法について説明します。

4.5.3.1 ボリューム全体のリストア

スナップショット型高速バックアップで退避したボリューム内の全データの復元は、GUI操作およびコマンド操作で実施することができます。

GUIでの操作方法については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager GUI使用手引書』の「スナップショット型高速バックアップの実行」の「リストア」を参照してください。

コマンドでの操作方法については、12.2.2.3 リストア実行コマンド(swstrestore)を参照してください。

なお、リストア状態の確認は、12.2.2.5 リストア実行状況表示コマンド(swstreststat)を使用して確認が可能です。

注意

一般ファイルシステムに対するリストアを行う場合は、業務を停止してください。

4.5.3.2 ファイル単位のリストア

ファイル単位にリストアする場合は、以下の手順となります。なお、ファイル単位のリストアは、GUIクライアントからは実施できません。

  1. 12.2.2.12 ドライブ文字割当コマンド(swstdrvset)を利用して、バックアップボリュームにドライブ文字を割り当てます。

  2. コマンドプロンプト画面からCOPYコマンドを実行するか、エクスプローラにて、ファイルを複写します。

  3. 12.2.2.13 ドライブ文字割当解除コマンド(swstdrvunset)を利用して、バックアップボリュームに割り当てられたドライブ文字を解除します。