ページのトップに戻る
ETERNUS SFAdvancedCopy Manager 13.4 運用手引書

1.5 AdvancedCopy Managerにおけるデバイスの管理方法について

AdvancedCopy Managerでは、ETERNUS ディスクアレイ内のデバイス(物理ディスク)を管理します。各デバイスは、デバイスを識別するユニークな識別子(AdvancedCopy Managerデバイス名)にて管理されます。AdvancedCopy Managerデバイス名は、以下の形式となります。

表1.6 AdvancedCopy Managerデバイス名

デバイス名

説明

・g?d?p?
または
・ディスククラス名/ミラーボリューム:g?d?p?
または
・g?d?

  • g、d、pは以下の意味を持ちます。
    [ETERNUS GR series]
    g、d、pはそれぞれ、装置番号、OLU番号、パーティション番号
    [ETERNUS ディスクアレイ(ETERNUS GR seriesを除く)]
    g、d、pはそれぞれ、"0"固定、サーバ内通し番号、パーティション番号

  • SDXオブジェクトの場合
    ディスククラス名:SDXオブジェクトのディスククラス名
    ミラーボリューム名:SDXオブジェクトのミラーボリューム名

  • Logical Unit(ディスク)単位の場合
    p?が付いていないg?d?のデバイス名はLogical Unit(ディスク)単位であることを表す

※ETERNUS ディスクアレイ(ETERNUS GR seriesを除く)のデバイス名(g?d?p?)について

g:ETERNUS ディスクアレイ(ETERNUS GR seriesを除く)の場合は "0" 固定です。

d:デバイスが接続されているサーバ内でユニークとなるAdvancedCopy Manager独自の番号です。ディスクの管理上のディスク番号とは異なります。

p:ETERNUS GR seriesの規則と同様

※ 管理対象外デバイス

パーティション単位の場合には、以下のデバイスは管理対象外となります。

AdvancedCopy Managerにおける運用では、このAdvancedCopy Managerデバイス名を利用します。

AdvancedCopy Managerデバイス名は、ディスクの管理上の管理名(パーティション/論理ドライブ)と1対1に対応づけられますが、ディスクの管理上の管理番号とは一致しません。このため、AdvancedCopy Managerでは、AdvancedCopy Managerデバイス名とディスクの管理表記の対応付けを容易にするよう、"ブロックデバイス名"という形で、画面表示しています。

"ブロックデバイス名"は、以下の形式となります。

"AdvancedCopy Managerデバイス名"と"ブロックデバイス名"の関係は、GUIクライアントまたはデバイス情報表示コマンドで参照可能です。GUIクライアントの詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager GUI使用手引書』の「デバイス情報の表示」を参照してください。デバイス情報表示コマンドの詳細については、「12.3.10 デバイス情報表示コマンド(stgxfwcmdispdev)」を参照してください。

注意

2TBを超えるディスクの運用を行う場合は、「全般的な注意事項」の「大容量ディスクの運用について」を参照してください。

注意

Logical Unit(ディスク)単位の運用を行う場合は、「Logical Unit(ディスク)単位コピーを実施する場合の注意事項」を参照してください。

対象ファイルシステム

業務に登録できるデバイスのファイルシステムは、以下のとおりです。