K端末FAXサポートは、Windows Vista(R)上で動作するK端末エミュレータ配下において、PRIMERGY 6000(以降、ASPと表記します)の帳票を一般のFAX装置に送信するソフトウェアです。
K端末FAXサポートを使用する場合、ホスト側ではLBPへ印刷する場合の“ライタ”に相当する、FAX送信用の専用FAXライタ「FAX-Link」を使用します。この際、アプリケーションはLBPへ印刷する場合と同様なインタフェースで帳票を作成・スプールすることができます。
FAX-Linkはスプールされたファイルを取り出し、K端末FAXサポートへの送信依頼と送達確認を1件ずつ行います。K端末FAXサポートは、FAX-Linkから指定された接続先や帳票データに従い、PC端末のモデムを使用してFAX装置と接続・通信(エラー訂正機能あり)してFAXを出力します。FAX送信状況は逐次画面に表示され、FAX送信結果はPC側のFAXログファイルに記録し任意に取出すことができます。
また、FAX-Link側においても送信時刻指定、FAXログ機能、エラーリトライ機能等を装備しており、K端末FAXサポートと連携することで高機能なFAX送信システムを構成します。
K端末FAXサポートを使用するには、次の別売のソフトウェアが必要となります。
なお、ASP側の環境設定、運用については、『ASP FAX-Link説明書』を参照してください。
次にK端末FAXサポートの概略図を示します。