ETERNUS SF AdvancedCopy Managerのレプリケーションのサスペンド・レジューム機能を使用する場合、事前にVS900管理領域を作成する必要があります。
VS900管理領域は、各スイッチグループに最低1つ作成する必要があります。
VS900管理領域を作成する方法、VS900管理領域の情報を表示する方法について説明します。
「VS900管理領域作成」ダイアログを起動します。
構成情報ツリー領域の[仮想ストレージプール]を選択し、[操作]-[VS900管理領域] -[作成]を選択
「VS900管理領域作成」ダイアログが表示されます。
CAポート一覧が表示されます。VS900管理領域を作成したいCAポートを選択(複数選択可能)し、<OK>ボタンを選択します。
<全て選択>ボタンを選択すると、すべてのCAポートが選択できます。CAポートがすべて選択されている場合、<クリア>ボタンを選択するとすべてのCAポートの選択が解除できます。
VS900モデル300の場合は、スイッチ装置名の表示が、“仮想化スイッチ名(ホスト名)”で表示されます。
VS900管理領域の作成に成功した場合は、「VS900管理領域作成」メッセージダイアログが表示されます。
作成に失敗した場合は、「VS900管理領域作成」エラーダイアログが表示されます。表示されているCAポートを選択すると、作成に失敗したVS900管理領域のエラー詳細情報が参照できます。VS900管理領域の作成に失敗した原因を確認後、<閉じる>ボタンを選択します。
以上で、VS900管理領域が作成されます。
「VS900管理領域表示」ダイアログを起動します。
構成情報ツリー領域の[仮想ストレージプール]を選択し、[操作]-[VS900管理領域] -[表示]を選択します。
「VS900管理領域表示」ダイアログが表示され、VS900管理領域一覧が表示されます。
項目 | 内容 |
---|---|
ディスク装置名 | ストレージ装置名 |
プロダクトID | ディスク装置のプロダクトID(デフォルトは非表示) |
シリアル番号 | ディスク装置のシリアル番号(デフォルトは非表示) |
CAポート(WWPN) | ストレージ装置のCAポート(WWPN) |
スイッチ装置名 | ストレージ装置のCAポートと接続されている仮想化スイッチの名称 VS900モデル300の場合は、スイッチ装置名の表示が、“仮想化スイッチ名(ホスト名)”で表示されます。 |
グループID | ストレージ装置のCAポートと接続されている仮想化スイッチのグループID |
LogicalVolume | VS900管理領域が作成されている実ディスクのディスク装置内番号 |
実ディスク名 | VS900管理領域が作成されている実ディスク名 |
容量(MB) | VS900管理領域の容量 |