本節では、Linux 版マネージャがシステムのログファイル(デフォルトでは/var/log/messages)に出力するメッセージについて説明します。
参照
メッセージの項目の説明は、「表3.1 Solaris OS 版マネージャおよび Linux 版マネージャのメッセージの見方」を参照してください。
深刻度
ERROR
原因
SNMP Trap監視デーモンと接続できませんでした。
対処
以下のコマンドで、SNMP Trap監視デーモンが正常に起動しているか確認してください。
# /bin/ps -ef| grep snmp-trapd
SNMP Trap監視デーモンが停止している場合は再起動してください。
起動方法は、『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「12.2.2.1 SNMP Trap監視デーモン起動と停止」を参照してください。
問題が解決しない場合は、次のマニュアルを参照し、問題解決に必要な資料を採取の上、当社技術員(SE)に連絡してください。
『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「D.1 調査資料の採取方法」
深刻度
ERROR
原因
入出力エラーのため、REMCS連携スクリプトの起動に失敗しました。
対処
メモリまたはファイルディスクリプタのシステム資源が不足していないか確認してください。
多数のプロセスを起動している、アプリケーションのファイルオープン数が多い場合などに本エラーが発生することがあります。
この場合、実行プロセス数を減らす、システム資源を拡張するなどの対処を実施してください。
深刻度
ERROR
原因
マネージャのプロセスが異常終了しました。
対処
次のマニュアルを参照し、問題解決に必要な資料を採取の上、当社技術員(SE)に連絡してください。
『ETERNUS SF Storage Cruiser ユーザーズガイド』の「D.1 調査資料の採取方法」