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ETERNUS SF Storage Cruiser 13.4 インストールガイド

6.3.4 インストール後のセットアップ

エージェントをセットアップする手順を、以下に示します。


6.3.4.1 services の確認

エージェントは、デフォルトでLANポート番号 4917 を使用して、運用管理サーバ(マネージャ)と通信します。サービス名とポート番号、プロトコル名、接続元、接続先の関係を、以下に示します。

サービス名

ポート番号/プロトコル名

接続元

接続先

sscruisera

4917/tcp

マネージャ

エージェント

ソフトウェアのインストール時にエージェントサービスの登録の画面で入力したポート番号は、以下のように、services ファイルに反映されます。反映されている情報に間違いがないか確認してください。ポート番号がすでに他で使用されている場合は、空いているポート番号に変更してください。

# サービス名  ポート番号/プロトコル名
sscruisera    4917/tcp

services ファイルは、%SystemRoot%¥system32¥drivers¥etc ディレクトリに格納されています。%SystemRoot% は、Windows operating system がインストールされているディレクトリです。

OS

services ファイルのフルパス(デフォルト)

Windows 2000

C:¥WINNT¥system32¥drivers¥etc¥services

Windows Server 2003
Windows Server 2008

C:¥Windows¥system32¥drivers¥etc¥services

注意

Windows Server 2008 をお使いの場合

OS 標準で、ファイアーウォールが有効になっています。このため、エージェントが受信側となる以下のポートについて、ファイアーウォールを通過できるように設定する必要があります。ポート番号を変更している場合は、その変更に合わせて設定してください。

サービス名

ポート番号/プロトコル名

sscruisera

4917/tcp


6.3.4.2 SNIA HBA API ライブラリのインストールと設定

ETERNUS SF Storage Cruiser で RAID 装置を管理する場合、HBA ベンダーが配付している SNIA HBA API ライブラリをインストールする必要があります。

B.3 Windows での SNIA HBA API ライブラリの設定」を参照して、SNIA HBA API ライブラリをインストールしてください。