エージェントをセットアップする手順を、以下に示します。
エージェントは、デフォルトでLANポート番号 4917 を使用して、運用管理サーバ(マネージャ)と通信します。サービス名とポート番号、プロトコル名、接続元、接続先の関係を、以下に示します。
サービス名 | ポート番号/プロトコル名 | 接続元 | 接続先 |
---|---|---|---|
sscruisera | 4917/tcp | マネージャ | エージェント |
ソフトウェアのインストール時にエージェントサービスの登録の画面で入力したポート番号は、以下のように、services ファイルに反映されます。反映されている情報に間違いがないか確認してください。ポート番号がすでに他で使用されている場合は、空いているポート番号に変更してください。
# サービス名 ポート番号/プロトコル名 sscruisera 4917/tcp
services ファイルは、%SystemRoot%¥system32¥drivers¥etc ディレクトリに格納されています。%SystemRoot% は、Windows operating system がインストールされているディレクトリです。
OS | services ファイルのフルパス(デフォルト) |
---|---|
Windows 2000 | C:¥WINNT¥system32¥drivers¥etc¥services |
Windows Server 2003 | C:¥Windows¥system32¥drivers¥etc¥services |
注意
Windows Server 2008 をお使いの場合
OS 標準で、ファイアーウォールが有効になっています。このため、エージェントが受信側となる以下のポートについて、ファイアーウォールを通過できるように設定する必要があります。ポート番号を変更している場合は、その変更に合わせて設定してください。
サービス名 | ポート番号/プロトコル名 |
---|---|
sscruisera | 4917/tcp |
ETERNUS SF Storage Cruiser で RAID 装置を管理する場合、HBA ベンダーが配付している SNIA HBA API ライブラリをインストールする必要があります。
「B.3 Windows での SNIA HBA API ライブラリの設定」を参照して、SNIA HBA API ライブラリをインストールしてください。