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ETERNUS SF Storage Cruiser 13.4 インストールガイド

4.3.4 インストール後のセットアップ

運用管理サーバをセットアップする手順を、以下に示します。


4.3.4.1 servicesの確認

マネージャは、デフォルトでLANポート番号 4917、23456 を使用して、エージェントまたはクライアントと通信します。サービス名とポート番号、プロトコル名、接続元、接続先の関係を以下に示します。

サービス名

ポート番号/プロトコル名

接続元

接続先

sscruisera

4917/tcp

マネージャ

エージェント

nfport

23456/tcp

クライアント

マネージャ

ssvscme

7420/tcp
7420/udp

マネージャ

仮想化スイッチ

注意

  • マネージャは、上記以外に、エージェントを含む管理対象装置からの SNMP Trap を受信するためにポート番号 162/udp を使用します。

  • サービス名 ssvscme の記述は、仮想ストレージ管理を利用するときだけ必要です。利用する場合、上記の表を参照し、%SystemRoot%¥system32¥drivers¥etc¥services ファイルに必要な番号を追加してください。%SystemRoot% は、Windows operating system をインストールしたディレクトリです。

    OS

    services ファイルのフルパス(デフォルト)

    Windows 2000

    C:¥WINNT¥system32¥drivers¥etc¥services

    Windows Server 2003
    Windows Server 2008

    C:¥Windows¥system32¥drivers¥etc¥services

ソフトウェアのインストール時にポート番号の登録の画面で入力したポート番号は、以下のように、services ファイルに反映されます。反映されている情報で間違いないか確認してください。ポート番号がすでに他で使用されている場合は、空いているポート番号に変更してください。

# サービス名  ポート番号/プロトコル名
sscruisera  4917/tcp
nfport      23456/tcp

注意

Windows Server 2008 をお使いの場合

OS 標準で、ファイアーウォールが有効になっています。このため、マネージャが受信側となる以下のポートについて、ファイアーウォールを通過できるように設定する必要があります。ポート番号を変更している場合は、その変更に合わせて設定してください。

サービス名

ポート番号/プロトコル名

nfport

23456/tcp

snmptrap

162/udp