ページのトップに戻る
ETERNUS SF Storage Cruiser 13.4 ユーザーズガイド

12.7.3 調査資料採取のコマンド

エージェントの調査資料を採取するコマンドについて説明します。


12.7.3.1 エージェントの調査資料採取コマンド(agentsnap)

名前

agentsnap - エージェントの調査資料の採取


形式

/opt/FJSVssage/sys/agentsnap [-dir dirname] [-all]

機能説明

エージェントの調査資料を採取するコマンドです。コマンドの実行には、OSの管理者(root)権限が必要です。

エージェントで何らかの問題が発生した場合に、調査資料を採取するために使用します。

採取した資料は、当社技術員に渡してください。


オプション

-dir dirname

dirname に指定したディレクトリに、資料を採取します。ディレクトリ名は、フルパス名で指定してください。
本オプションを省略した場合は、/tmp 配下に資料が採取されます。

採取された資料は、“agentsnap_”で始まるファイルにまとめられます。本コマンド実行前に、dirname に以下の空き容量があることを確認してください。

採取する資料

必要な空き容量

初期調査資料

10MB 以上

詳細調査資料

30MB 以上

-all

調査に必要なすべての調査資料を採取します。本オプションを指定すると、採取される資料の容量が大きくなります。トラブルの初期調査(切分け)のために資料を採取する場合、本オプションの指定は不要です。


使用