装置設定は、設計画面で作成した装置ユニットの装置構成を、装置対応付け操作で対応付けた実装置に反映する操作です。装置設定は、メニューの[操作]-[装置設定]を選択して起動します。または、ツールバーの装置設定アイコンを選択して起動します。オフサイトで設計を行っている場合は、運用管理サーバに特権管理者でログインしてから操作を行ってください。以下に、装置設定画面を示します。
[処理種別] に表示される文字列は、装置の作成や装置読込みの方法によって、以下のように異なります。
表示文字列 | 表示される装置 |
---|---|
新規 | オフサイト新規設計の装置 |
更新 | 装置読込み時に [処理モード] で「更新」を選択した装置 |
参照
装置読込み時の [処理モード] は、「11.2.23 装置読込み」を参照してください。
注意
装置設定は、次の事柄について問題がないことを確認してから実施してください。
装置構成データの反映先となる実装置との対応が正しいことを十分に確認してください。
[処理種別] が「新規」の装置を設定する場合は、ストレージ装置のマニュアルを参照し、LogicalVolume を消去してから設定を実施してください。
LogicalVolume を削除すると、その LogicalVolume のすべてのデータが削除されます。構成を変更して問題のないことを十分に確認してください。
以下に操作手順を説明します。
装置構成の実機への反映は、表示されている一覧の上から順に行われます。<△選択装置を上へ移動>ボタンと<▽選択装置を下へ移動>ボタンを操作して、設定する順番を調整してください。設定を行いたくない装置は、<一覧から削除>ボタンで削除してください。
<OK>ボタンを押して、装置設定を開始します。
装置設定中は、装置設定進捗状況画面が表示されます。本画面で、実機への設定内容と装置設定全体の進捗率を確認できます。
参考
装置設定進捗状況画面について
ETERNUS3000、ETERNUS4000(M80,M100)、ETERNUS6000 の場合、この画面は表示されません。
また、それらの装置との混在時は、ETERNUS3000、ETERNUS4000(M80,M100)、ETERNUS6000 の進捗状況だけが表示されません。
装置設定終了後、装置設定進捗状況画面の<OK>ボタンが有効になります。
装置設定終了後、装置設定進捗状況画面の<OK>ボタンを押すことで、装置設定結果画面が表示されます。装置設定画面結果の内容は、以下のとおりです。
装置設定の結果が装置ごとに表示されます。[設定結果]に表示される内容は以下のとおりです。
メッセージ | 意味 |
---|---|
正常 | 装置構成の設定が完了しました。 |
未設定 | 装置構成データを実装置に設定できない構成でした。 または、先に設定を行った装置でエラーが発生したため、この装置の装置設定を行いませんでした。 |
エラー | 装置設定に失敗しました。 |
注意
サポートしていない構成は、装置に反映されません。サポートする構成は、「11.1.5 サポート構成」を参照してください。