ポートゾーニングでも運用可能ですが、「4.2.1 SN200(Brocade)ファイバチャネルスイッチ」で記述しているように完全なゾーニングセキュリティ管理を実現するため、本製品では1対1の WWPN ゾーニング設定を推奨します。1対1の WWPN ゾーニングへの変更方法は、以下のとおりです。
すべてのスイッチポートに監視対象の装置がすべて接続されていることを確認してください。
sanma.conf ファイルを変更する必要があります。「C.2 sanma.conf パラメーター説明」を参照して SET_SW_ZONING_ALWAYS を、1 に設定してください。
メニューの[ツール]-[オプション]-[定義ファイル再読込み]を選択するか、運用管理マネージャの再起動で当ファイルの内容を本製品は反映して動作します。
ファイバチャネルスイッチのプロパティで表示される『ゾーニング情報』を表示します。
ポートゾーニングの情報を基にホストサーバまたはストレージサイドビューを開きます。
ポイント
ファイバチャネルスイッチのプロパティで表示される『ゾーニング情報』でホストノードまたはストレージの名前が表示されていない場合、ファイバスイッチポートに接続されている装置を手動組込み機能で登録してください。
サイドビューで表示されるアクセスパスを選択し、"アクセスパス接続"を実行します。
アクセスパス設定が正常に終了した後、ファイバチャネルスイッチの『ゾーニング情報』を再度表示します。
ポートゾーニングと同じ内容を示す WWPN ゾーニングが表示されていることを確認し、指定のポートゾーニングを削除します。
注意
複数ポートゾーニング設定の場合は、それぞれに対応する WWPN ゾーニングを設定するまで複数ポートゾーニングを削除しないように注意してください。
手順 3 から手順 7 を繰り返してください。
必要に応じて、手順 2 で設定した設定を元に戻してください。
ゾーニングの設定変更は、ファイバチャネルスイッチの WEBTOOLS のゾーンアドミニストレーション画面や Telnet 機能でも実施できます。
ポイント
ゾーニングの設定変更は、本プロパティ画面を開くときに選択したファイバチャネルスイッチが属するファブリック内(カスケード接続しているすべてのファイバチャネルスイッチ)で、最新ファームウェアを搭載するファイバチャネルスイッチに対して実施されます。