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Interstage Data Effector ユーザーズガイド

B.1 shunselect

名前

shunselect -- 抽出処理


形式

shunselect

[-s select用動作環境ファイル]
[-i 入力定義ファイル]
-q 検索定義ファイル
[-o 出力定義ファイル]


機能説明

入力定義ファイルに記述されたCSVファイル、複数のXML文書またはshunselectコマンドの標準入力に与えたCSVファイル、XML文書を、検索定義ファイルに記述された複数の検索式で判定し、条件に一致したデータを出力定義ファイルに記述されたそれぞれのファイルに出力します。


オプション


-s select用動作環境ファイル

shunselectコマンドが動作するにあたっての条件を記述した動作環境ファイルを指定します。select用動作環境ファイルの内容については、“B.1.1 select用動作環境ファイル”を参照してください。
本パラメタを省略した場合には、select用動作環境ファイルのすべての実行パラメタに省略値が指定されたとみなします。


-i 入力定義ファイル

抽出を行う対象となるファイルを記述した入力定義ファイルを指定します。入力定義ファイルの内容については、“B.1.2 入力定義ファイル”を参照してください。
抽出対象ファイルを指定するのではありません。
本パラメタを省略した場合には、標準入力よりデータを読み込みます。


-q 検索定義ファイル(必須)

抽出を行う条件である検索式およびリターン式を記述した検索定義ファイルを指定します。検索定義ファイルの内容については、“B.1.3 検索定義ファイル”を参照してください。


-o 出力定義ファイル

検索定義ファイルに記述した検索式に対して、入力データが真となった場合の出力先を記述している出力定義ファイルを指定します。出力定義ファイルの内容については、“B.1.4 出力定義ファイル”を参照してください。
本パラメタを省略した場合には、標準出力に抽出結果を出力します。
検索定義ファイルに複数の検索式を記述した場合、本パラメタを省略することはできません。


使用例


WindowsWindowsの場合

注意

ディレクトリ名に空白を含む場合には必ず二重引用符(")で囲んでください。

SolarisLinuxLinux/Solarisの場合


終了ステータス


以下の終了ステータスが返されます。

0:正常終了
0以外:異常終了