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Interstage Data Effector ユーザーズガイド

6.4.1 条件に一致するデータを集計する

グループ式または集計式に指定した条件に一致するデータを、集計関数を使って集計します。

集計関数のハンドル取得から解放までの、処理シーケンスを以下に示します。

図6.3 集計関数の処理シーケンス

記述例

/* 集計ハンドルの取得 */
status = AsisAllocHandleAnalyze( &handle, logFile ); (1)

/* 環境パラメタの設定 */ envName = ASIS_ENV_SubstituteZeroForEmpty; envValue = "NO"; status = AsisSetEnvironment( handle, envName, envValue ); (2)

/* 実行環境の設定 */ status = AsisSetEnvAnalyze ( handle, WorkFolder, MemorySize,
                             NULL, NULL );                        (3)

/* エラーデータ出力ファイルの指定 */ status = AsisSetErrFile( handle, FileName, MaxErrDataCnt ); (4) /* 集計の実行 */ status = AsisExecuteAnalyze( handle, CharacterCode, inFileType,
inFile, outFileType, outFile,
Gcondition, Rcondition, NULL,
NULL, NULL, NULL ); (5)

/* 集計ハンドルの解放 */ status = AsisFreeHandleAnalyze( handle ); (6)
(1) 集計ハンドルの取得

事前に、AsisAllocHandleAnalyze関数でハンドルを指定して割り当てます。


(2) 環境パラメタの設定

環境パラメタの設定は、共通関数であるAsisSetEnvironment関数で指定します。


(3) 実行環境の設定

AsisSetEnvAnalyze関数で、集計機能を使用するためのメモリサイズおよび作業ディレクトリを設定します。


(4) エラーデータ出力ファイルの指定

入力ファイルタイプがCSVでエラーデータの処理をする場合は、AsisSetErrFile関数のパラメタに、エラーデータ出力ファイルの情報を指定します。

(5) 集計の実行

AsisExecuteAnalyze関数で、グループ式および集計式を指定して、データの集計を実行します。


(6) ハンドルの解放

データの集計が完了したら、AsisFreeHandlAnalyze関数で、ハンドルを解放します。

参照

  • 集計関数の詳細については、“C.3 集計関数”を参照してください。

  • データを集計するサンプルプログラムは、“F.3 データの集計”を参照してください。