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Interstage Data Effector ユーザーズガイド

3.3.3 連結機能の注意事項

LEFT OUTER JOIN方式で連結した場合の出力結果について説明します。
なお、ここでの数値演算式における空の扱いは、以下のパラメタに省略値が設定されているとみなします。

参照

数値演算式における空の扱いの詳細については、“A.3.2 数値演算式における空の扱い”を参照してください。

以下に、上記の出力結果について解説します。

入力ジャーナルファイルで指定したコードと照合するコードが入力マスタファイルに存在しない場合

連結照合により入力マスタファイルから取り出す項目の値は空とします。値が空の場合、出力ファイルの該当項目には何も出力しません。


OutputDef (リターン式)に指定した項目名(タグ名)の内容がない場合

取り出す項目の値は空とします。値が空の場合、文字列出力(K略称、substr関数)、および数値出力ともに何も出力しません。


OutputDef (リターン式)に指定した項目名(タグ名)がレコード中に存在しない場合

OutputDef (リターン式)に指定した項目名(タグ名)がレコード中に存在しない場合、値は空とし、1.と同様に出力します。


入力ジャーナルファイルで指定したコードと照合するコードが入力マスタファイルに複数存在する場合

出力ファイルには該当する項目数分のレコードを出力します。


参考

同じデータをINNER JOIN方式で連結した場合、以下の結果になります。