Interstage Job Workload Server 用語集
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用語集


 

COBOL実行基盤インタフェース

COBOL実行基盤インタフェース生成ツールで生成されるファイルの1つです。バッチ実行基盤とバッチアプリケーションを繋ぐためのインタフェースです。実行基盤インタフェースとも呼びます。


 

COBOL実行基盤インタフェース生成ツール

COBOL実行基盤インタフェース、およびバッチ実行基盤上で管理するインタフェース情報ファイルを生成するためのツールです。バッチアプリケーションを開発する過程で使用し、コマンドとして提供されます。実行基盤インタフェース生成ツールとも呼びます。


 

COBOL登録集

COBOLアプリケーションをコンパイルするためのデータを定義するファイルです。COBOLの実行基盤インタフェースを生成する場合に使用します。このCOBOL登録集は、apfwcblコマンドで使用します。


 

C言語実行基盤インタフェース

C言語実行基盤インタフェース生成ツールで生成されるファイルの1つです。バッチ実行基盤とバッチアプリケーションを繋ぐためのインタフェースです。実行基盤インタフェースとも呼びます。


 

C言語実行基盤インタフェース生成ツール

C実行基盤インタフェース、およびバッチ実行基盤上で管理するインタフェース情報ファイルを生成するためのツールです。バッチアプリケーションを開発する過程で使用し、コマンドとして提供されます。実行基盤インタフェース生成ツールとも呼びます。


 

DBMSユーザ認証

データベースの利用者定義(CREATE USER)を使用する形式で、ユーザID、パスワードをSymfoware/RDBで管理します。


 

Destination

Destinationは、イベントチャネルのキューの宛先を示す論理名称です。バッチワークユニットやイニシエータにおいてメッセージの送信先として使用されます。


 

Destination定義

Destination定義は、Destination名と、その実体であるキューの物理情報(イベントチャネルグループ名・イベントチャネル名/JMS Destination)の対応関係を定義します。Destination定義で指定したDestination名は、バッチワークユニットやイニシエータにおいて、メッセージの送信先として使用します。本定義は、Destination定義コマンドを使用して、定義情報を登録・削除・参照します。定義情報の登録は、セットアップコマンドから、Destination定義コマンドを呼出して登録されます。


 

DSI(Data Structure Instance)

Symfoware/RDBで、表(実表)に対してその格納構造を表現するものです。DSIでは、DSOで表現する情報に加えてデータベーススペースとの対応関係も表現します。DSOとDSIとの関係は、1対1の場合と、1対nの場合があります。1対nは、表のデータを分割して格納する場合です。


 

DSO(Data Structure Organization)

Symfoware/RDBで、表(実表)に対してその格納構造を表現するものです。DSOには表のDSOとインデックスのDSOがあります。


 

IJServer

Interstage Application Serverが提供するアプリケーションの実行を制御する実行環境の枠組み、および枠組み化されたアプリケーションの実行単位です。IJServerにアプリケーションのオブジェクトや実行に必要な情報を設定することで、IJServerの操作によりアプリケーションの制御を行うことができます。通常、IJServerの操作はInterstage管理コンソールから行います。


 

Interstage Studio

Interstageと連携するオプション製品で、コンポーネント指向のJava統合開発環境です。生産性を高めるツールや実用性に優れるコンポーネントなどを併せて提供し、広範囲な業務アプリケーションを効率的に開発できる環境を実現しています。
バッチジョブ定義エディタは、Interstage Studioのプラグインとして動作します。


 

Interstage運用グループ

アプリケーション開発者のテスト時に必要となるコマンドが実行可能となる権限を持つグループです。


 

Interstage運用者

Interstage運用グループに属しているユーザです。アプリケーション開発者のテスト時に実行するコマンドが利用可能となる権限を持ちます。


 

Interstage管理コンソール

Interstageの運用操作を行うためのGUIツールです。Interstageや各種サービス、ワークユニット(アプリケーション)の起動/停止/環境設定などを行うことができます。


 

JDBCデータソース定義ファイル

symjddefdsコマンドを使用してJDBCデータソースを定義する際に使用する、任意のファイルです。接続先情報や、オプションを定義します。


 

JDBCデータソース定義名

J2EEアプリケーションからlookupするときの名前です。データベースへの接続時にデータソースオブジェクトの登録/検索を行う場合に指定する名前になります。


 

JDBCデータソース名

JDBCでデータベースにアクセスするときに使用される、データベース接続のための情報源を保持した情報をデータソースと呼びます。JDBCデータソース名は、データソースの名称です。データソース名とも呼びます。


 

JMXサービス

JMXサービスは、Interstage管理コンソールなどの運用基盤として動作するサービスです。“Interstage JMXサービス”の略称です。


 

NetCOBOLのファイル機能

以下のNetCOBOLの機能のことです。



 

OSユーザ認証

利用者登録の使用宣言をしていない(RDBシステム単位に利用者を制限しない)場合、その利用者のパスワードがOSに登録されているものと一致しているかを検査し認証する形式です。


 

RDB構成パラメタファイル

RDB構成パラメタが格納されるファイルを、RDB構成パラメタファイルと呼びます。Symfoware/RDBの動作環境が定義されています。


 

RDBコマンド

Symfoware/RDBを操作するために使用するコマンドです。


 

RDBシステム名

Symfoware/RDBで、マルチRDB運用を行う場合、Symfoware/RDBの動作環境を区別するために付ける名前です。


 

RDBディクショナリ

利用者のデータベースの定義情報を格納したファイルを、RDBディクショナリと呼びます。RDBディクショナリは、利用者が定義するのと同様に表で実現されています。この表をシステム表と呼びます。


 

RMS(Reliant Monitor Services)

監視、および切替え機能によりユーザが指定したリソースの高可用性を維持するパッケージです。


 

Symfoware/RDB

Symfoware Serverの機能で、リレーショナルデータベースを処理する機能です。


 

Symfowareシステム

Symfoware/RDBと同義です。


 

userApplication

PRIMECLUSTERにおけるクラスタプリケーションをuserApplicaitonと表します。


 

アーカイブログファイル

Symfoware/RDBで、データベース破壊などの障害が発生した場合、そのデータベースを障害が発生する前の状態にリカバリするときに使用するログを格納するファイルです。


 

アプリケーションインタフェース定義ファイル

COBOL実行基盤インタフェース生成ツールまたはC言語実行基盤インタフェース生成ツールで生成されるファイルの1つです。バッチアプリケーションのプログラム名(C言語の場合は関数名)、パラメタ名、型などのインタフェース情報を定義したファイルです。バッチアプリケーションを配備する場合に指定します。指定したファイルは、バッチ実行基盤の動作時に読み込まれ、処理が行われます。


 

アプリケーション情報入力ファイル

バッチアプリケーション名、ライブラリ名、プログラム名(C言語の場合は関数名)、COBOL登録集ファイル名などのインタフェース情報を定義するファイルです。COBOL実行基盤インタフェース生成ツールまたは、C言語実行基盤インタフェース生成ツールを実行する際に作成します。


 

アプリケーション配備定義ファイル

C言語またはCOBOLにおける、アプリケーションを配備するための情報を定義したファイルです。アプリケーションの配備コマンドを実行する際に指定します。


 

アプリケーション呼出し定義ファイル

COBOL実行基盤インタフェース生成ツールまたはC言語実行基盤インタフェース生成ツールで生成されるファイルの1つです。バッチアプリケーション名、関数名、ライブラリ名を定義し、バッチアプリケーションを配備する場合に指定します。指定したファイルは、バッチ実行基盤の動作時に読み込まれ、処理が行われます。


 

アプリケーション連携実行基盤

バッチアプリケーションの呼出し制御を行う実行基盤です。


 

アプリケーション連携実行基盤定義ファイル

アプリケーション連携実行基盤で、バッチアプリケーションが使用する文字コードなどを設定するファイルです。


 

異常時退避用ディレクトリ

バッチシステムの異常でジョブログに出力できない以下の情報を退避するディレクトリです。


 

一時ファイル

ジョブ内で使用する一時的なファイルです。ファイルは、ジョブ内で作成され、ジョブ終了時に自動的に削除されます。


 

イニシエータ

対象のジョブキューと、実行環境であるワークユニットを関連づける役目をします。ジョブキューとワークユニットは、1:1の関係で定義します。


 

イベントサービス

分散アプリケーション間の非同期なメッセージ通信を可能にするサービスです。


 

イベントチャネル

イベントサービス/ノーティフィケーションサービスの非同期通信において、サプライヤ(送信者)とコンシューマ(受信者)の間でイベントデータの受け渡しを行うオブジェクトです。


 

イベントチャネル

Interstage Job Workload Serverの場合、以下の3つの総称です。



 

インプリメンテーションリポジトリID

インプリメンテーションリポジトリを識別する業務名(ID)です。インプリメンテーションリポジトリへ、サーバアプリケーションを登録する場合に使用します。インプリメンテーションリポジトリについては、Interstage Application Serverの用語集を参照してください。


 

迂回条件

ジョブステップの実行を迂回する条件です。迂回条件に一致するとジョブステップは実行しません。


 

運用待機

ホットスタンバイの運用形態の1つです。業務を実行する運用側のアプリケーションと、運用が故障したときにだけ業務を引き継ぐ待機側のアプリケーションが、それぞれ別のノードで動作している運用形態です。


 

置換えパラメタ

ジョブ実行時に、バッチジョブ定義に設定した値に置き換えるパラメタです。


 

開発環境

バッチジョブ定義やバッチアプリケーションの開発作業を行う環境です。バッチ実行基盤では、開発環境として、Interstage Studio上で開発作業を行うためのバッチジョブ定義ツールのプラグインを提供しています。


 

カスケードジョブ

マルチジョブコントローラのカスケードモードを利用するジョブです。


 

カスケードジョブステップ

マルチジョブコントローラのカスケードモードを利用するジョブのジョブステップです。


 

カスケード節

マルチジョブコントローラのカスケードモードを利用するバッチジョブ定義の要素です。カスケード開始節からカスケード終了節までのジョブステップ全体を指します。


 

カスケードモード

マルチジョブコントローラの機能です。ジョブステップ間で引き継ぐデータを名前付きパイプで処理します。


 

環境変数定義

バッチアプリケーションに渡す環境変数です。ジョブ定義とジョブステップ定義に設定します。


 

業務

バッチ実行基盤上で動作する、バッチジョブを総称する単位です。業務は、1つ以上のバッチジョブから構成されます。


 

共用モード

複数のジョブが、1つのファイルを共用して参照するモードです。


 

クラスタアプリケーション

クラスタドメイン内で運用される業務に相当するクラスタシステム上の概念です。複数のインスタンスから構成されます。


 

クラスタシステム

複数の相互に独立したコンピュータシステムが、あたかも1つのシステムであるかのように協調作業を行うシステムのことです。


 

グローバルゾーン

ゾーンのうち、従来のSolaris OSに相当するものをグローバルゾーンといいます。
グローバルゾーンからすべてのノングローバルゾーンを制御・管理することができます。


 

後続ジョブ

当該ジョブよりも後に実行するジョブです。


 

後続ジョブステップ

当該ジョブステップよりも後に実行するジョブステップです。


 

サーバアプリケーション

バッチアプリケーションのことです。


 

最大投入可能ジョブ数

ジョブスプール、またはジョブキューに投入できる最大ジョブ数です。ユーザは、投入できるジョブ数を0〜99,999の値で指定できます。


 

サブシステム番号

Systemwalker Operation Managerの複数サブシステム運用において、サブシステムを識別するための番号です。


 

資源定義

ジョブステップ定義を構成する定義の一つです。ジョブステップで使用するファイル名などの資源の情報を定義します。


 

システムエラー

バッチ実行基盤のシステム内部で発生するエラーを示します。


 

システムファイル

Symfoware/RDBで、以下に示すファイルのことを総称して、システムファイルといいます。




 

システム用動作環境ファイル

Symfoware/RDBの動作環境のうち、アプリケーション実行時の動作環境を定義するファイルです。


 

実行経過時間制限値

ジョブ、またはジョブキューにおいて、ジョブの実行経過時間を制限する値です。


 

実行条件

バッチジョブ定義で設定する、ジョブステップを実行する条件です。実行する条件に一致するとジョブステップは実行されます。


 

実行多重度

ジョブキューにおいて、現時点で有効となっている多重度を示します。ジョブキューでのジョブの多重度と、イニシエータによりジョブキューと関係付けられているバッチワークユニットの多重度のうち、いずれか小さい方の値が採用されます。


 

実行優先順位

ジョブキュー内で、ジョブが実行する順番の優先度です。


 

実行履歴ログ

メッセージとして記録するログです。メッセージには、ジョブの実行過程や、ジョブキューの操作などで発生するイベントがあります。


 

状態遷移

クラスタサービスの状態が、ある状態から別の状態に変化することです。


 

ジョブキュー

ジョブを受け付けるキューです。受け付けたバッチジョブの流量を制御し、対象のバッチ実行サービスにジョブの実行を依頼します。


 

ジョブキュー情報

ジョブキューごとに設定した各種情報(ジョブの多重度、投入可能ジョブ数など)や、ジョブキューごとの稼働状態を表す各種情報(ジョブキューの状態、実行中ジョブ数など)の総称です。


 

ジョブキューの開設

ジョブキューからジョブの実行依頼ができる状態です。


 

ジョブキューの停止

ジョブキューへのジョブの投入や、ジョブキューとイニシエータでお互いの受け渡しができない状態です。


 

ジョブキュー名

ジョブキューに付ける名前です。


 

ジョブ終了コード

ジョブがどのような状態で終了したのかを判断するコードです。


 

ジョブ情報

ジョブログに出力されるシステム情報の1つです。ジョブ名、ジョブ番号、ジョブ終了コード、ジョブ投入日時、ジョブ終了日時など、ジョブ全体に関する情報を出力します。


 

ジョブスケジューラ

システム全体の業務について、スケジュールから監視・制御までの操作を簡素化する機能の総称です。ジョブ自動実行、ジョブ監視・操作、ジョブ履歴表示の機能があります。


 

ジョブステップ

バッチジョブのプログラムの実行単位です。


 

ジョブステップ終了コード

ジョブステップがどのような状態で終了したのかを判断するコードです。


 

ジョブステップ定義

ジョブステップを定義する情報の集まりです。
以下の定義情報で構成されます。



 

ジョブスプール

ジョブの実行やキューの制御で使用する制御ファイルの集まりです。


 

ジョブスプール格納ディレクトリ

ジョブスプールを格納するディレクトリです。


 

ジョブスプール格納ディレクトリ名

ジョブスプールを格納するディレクトリの名前です。


 

ジョブ定義

バッチジョブを定義する情報の集まりです。基本情報、終了条件定義、ステップ定義、環境変数定義などの定義情報で構成されます。


 

ジョブ定義エディタ

バッチジョブ定義エディタを構成する機能の1つです。


 

ジョブ定義解析

バッチジョブ定義データベースに登録済みのバッチジョブ定義を解析する処理です。


 

ジョブ定義ファイル

ジョブ定義の情報を格納するファイルです。ジョブ定義ファイルの作成や更新は、ジョブ定義エディタにて行います。


 

ジョブ定義名

ジョブ定義につける任意の名前です。


 

ジョブネット

ジョブスケジューラが管理する、関連あるジョブの集合体です。


 

ジョブの実行環境

ジョブの受付から終了までを管理/制御する環境です。


 

ジョブの実行結果

各ジョブステップで実行したバッチアプリケーションの出力結果です。


 

ジョブの多重度

同時に実行するジョブの数です。


 

ジョブ番号

バッチ実行基盤でジョブを識別するための番号です。


 

ジョブ名

ジョブに付ける名前です。


 

ジョブメッセージ

ジョブログに出力されるシステム情報の1つで、ジョブの進行状況を示すメッセージです。


 

ジョブログ

ジョブの実行結果の情報です。


 

ジョブログスプール

ジョブログの出力先です。


 

ジョブログスプール格納ディレクトリ

ジョブログを格納するディレクトリです。


 

ジョブログスプール格納ディレクトリ名

ジョブログを格納するディレクトリに付ける名前です。


 

ジョブログファイル

ジョブログを記録するファイルです。


 

ジョブログファイル名

ジョブログファイルに付ける名前です。


 

処理結果情報設定領域

システムが予約するパラメタの1つです。バッチアプリケーションでは、APFW_RTNと定義します。


 

スケジュールジョブ

バッチスケジューラからスケジュールして実行するバッチジョブです。


 

ステップ

ジョブステップとプロシジャ呼出しステップの総称です。


 

ステップ定義

ジョブステップ定義とプロシジャ呼出しステップ定義の総称です。


 

世代管理ファイル

ファイルの世代管理機能で管理する情報を不揮発化した管理ファイルの総称です。


 

世代ファイル

世代管理するファイルの論理名です。


 

世代ファイル名

資源定義に指定する世代ファイルの名前です。


 

絶対世代番号

世代ファイル内で割振る一意の番号です。0〜9999の値です。


 

セットアップコマンド

バッチサーバ環境のセットアップを行うコマンドです。


 

セットアップ情報ファイル

セットアップ情報ファイルは、rdbsetupコマンドによってSymfowareをセットアップするときに、入力となるファイルです。


 

先行ジョブ

当該ジョブよりも先に実行するジョブです。


 

先行ジョブステップ

当該ジョブステップよりも先に実行するジョブステップです。


 

相対世代番号

最新の世代ファイルの世代を基点として、古い世代と新しく登録する世代を識別する番号のことです。最新の世代ファイルの相対世代番号は0、古い世代の相対世代番号は負の整数(-99〜-1)、新しく登録する世代の相対世代番号は正の整数(+1〜+99)となります。


 

ゾーン

Solaris10からサポートされた機能で、物理的に、1つのサーバ上に複数の仮想サーバ(仮想OS)を実現する機能です。
サーバが1つしかなくても、複数の仮想サーバによって、複数のサービスを独立、分離した状態で運用する事が可能になります。それぞれの仮想サーバは、設定、セキュリティ、管理、システムリソースを含め、お互いに影響を与えることなく動作が可能です。
ゾーンには、グローバルゾーンとノングローバルゾーンの2種類があります。
従来のOSに相当するものをグローバルゾーンといいます。仮想サーバに相当するものをノングローバルゾーンといいます。


 

代替ジョブログスプール

ジョブログスプールを配置したディスクの異常によりジョブログを出力することができない場合、ジョブログが出力されるディレクトリです。


 

ダイナミックロード

ジョブステップ実行時に、COBOLアプリケーション(共用オブジェクト)がメモリにロードされるライブラリです。利用頻度の低いバッチアプリケーションやバッチワークユニット内共用ライブラリを配備することで、バッチワークユニットのメモリ使用量を削減できます。


 

退避簡易化ツール

バッチサーバ環境資源、およびバッチジョブ定義データベース環境資源の退避手順を簡易化するためのサンプル群の総称です。


 

ダミーファイル

NetCOBOLのファイル機能と連携して、実体が存在しない架空のファイルを割当てる機能です。


 

データソース名

JDBCでデータベースにアクセスするときに使用される、データベース接続のための情報源を保持した情報の名称です。


 

データベースサーバ

業務用データベースを配置したサーバです。


 

データベーススペース

Symfoware/RDBの実表やインデックスを格納する領域です。データベーススペースの作成は、Symfoware/RDBの物理構造定義で行います。


 

データベース名

Symfoware/RDBでは、データベースのスキーマ、表などを管理・設計の単位として複数個作成することができます。データベース名は、この単位を識別するための名前です。


 

デフォルトジョブキュー

バッチジョブの投入時に、投入先のキュー名を指定しなかった場合、省略値として採用されるジョブキューのことです。


 

デフォルト論理ディレクトリ

ファイルパスの論理化機能を利用する場合に、論理ディレクトリを指定しない場合に使用される論理的なディレクトリです。


 

デマンドジョブ

コマンドで投入するジョブです。


 

テンポラリログファイル

データ操作中の不慮のシステムダウン、アプリケーションの異常終了が発生した場合は、データベースを正しい状態にリカバリする必要があります。そのためのログデータが格納されるファイルをテンポラリログファイルと呼びます。


 

投入可能ジョブ数

キューが処理できるジョブの総数です。


 

ネーミングサービス

分散オブジェクトシステムにおいて、リモートにあるオブジェクトの参照を取得する機能です。ネーミングサービスはオブジェクトの参照と名前を関連付けて管理しています。ネーミングサービスにアクセスして、指定した名前に関連付けられたオブジェクトの参照を取得することができます。


 

ノングローバルゾーン

ゾーンのうち、仮想サーバに相当するものをノングローバルゾーンといいます。


 

排他モード

ファイルを排他的に使用するモードです。


 

配備

開発したバッチアプリケーションを実行可能な状態にすることです。バッチアプリケーションは、バッチワークユニット上に配備コマンドを使用して配備します。


 

バッチアプリケーション

バッチジョブで実行するアプリケーションです。


 

バッチアプリケーション定義

ジョブステップ定義を構成する定義の一つです。実行するバッチアプリケーションに関する情報を定義します。
以下の情報を定義することができます。



 

バッチ受付機能

バッチ実行基盤へのジョブの投入依頼を受け付け、ジョブキュー単位にジョブを管理する機能です。


 

バッチ受付サービス

バッチジョブの受付から依頼まで提供するサービスの総称です。


 

バッチ業務

バッチシステムの運用で、ジョブの実行、ジョブの状態確認、ジョブの実行結果確認、ジョブの操作などの総称です。


 

バッチサーバ

バッチ実行基盤が稼動するサーバの総称です。


 

バッチサービス

バッチ受付サービスとバッチ実行サービスの総称です。


 

バッチシステム

バッチ実行基盤を使用した、バッチ業務を行うシステムの総称です。


 

バッチシステム利用グループ

ジョブを実行することができる権限を持つグループです。


 

バッチシステム利用者

バッチシステム利用グループに属しているユーザです。ジョブを実行することができる権限を持つグループです。


 

バッチ実行環境

バッチ受付サービス、バッチ実行サービス、およびバッチワークユニットで構成している環境です。


 

バッチ実行機能

バッチ受付機能からジョブの実行依頼、またはジョブのキャンセル操作依頼を受け付け、対象のジョブを実行し、ジョブの実行結果をバッチ受付機能に通知するまで、ジョブを管理します。


 

バッチ実行基盤

本製品“Interstage Job Workload Server”を指します。


 

バッチ実行サービス

バッチジョブの環境を提供するサービスの総称です。


 

バッチ実行サービス用チューニングファイル

バッチ実行基盤の動作に関する情報を設定するファイルです。


 

バッチジョブ

業務の処理を実行する単位で、ジョブステップの集合体です。バッチ実行基盤では、ジョブと呼ぶ場合があります。


 

バッチジョブ定義

ジョブ定義とプロシジャ定義の総称です。


 

バッチジョブ定義エディタ

Interstage Studioのプラグインで提供されるエディタです。バッチジョブ定義ファイルの作成や更新を行います。


 

バッチジョブ定義格納ディレクトリ

バッチジョブ定義データベースの実体です。


 

バッチジョブ定義情報

バッチジョブ定義に定義した情報です。


 

バッチジョブ定義データベース

バッチジョブ定義を格納するInterstage Job Workload Serverの定義管理機能です。なお、本製品のバージョンがV9.0.0以前の場合、常に“バッチジョブ定義データベースにSymfoware/RDBを利用する”構成でした。


 

バッチジョブ定義データベース環境

バッチジョブ定義データベースにSymfoware/RDBを利用する場合のデータベース環境です。


 

バッチジョブ定義ファイル

バッチジョブ定義の情報を格納するファイルです。


 

バッチジョブ定義プロジェクト

バッチジョブ定義エディタで、バッチジョブ定義ファイルを管理する単位です。


 

バッチセットアップ情報ファイル

バッチ実行基盤の環境作成に必要な情報を設定するファイルです。


 

バッチフレームワークジョブ

Systemwalker Operation Managerのジョブスケジューラにおいて、Interstage Job Workload Serverで実行するバッチジョブを識別する名称です。


 

バッチフレームワークジョブアイコン

Systemwalker Operation Managerのジョブスケジューラにおいて、Interstage Job Workload Serverで実行するバッチジョブを示すアイコンです。「ジョブ実行制御」属性のジョブネットに本アイコンを配置することにより、Systemwalker Operation ManagerからInterstage Job Workload Serverのバッチジョブを制御することができます。


 

バッチワークユニット

バッチアプリケーションを実行するための非同期ワークユニットです。バッチ実行サービスと連携してジョブ内の各ジョブステップの業務アプリケーションを実行する環境です。


 

バッチワークユニット内共用ライブラリ

バッチワークユニット内の複数のバッチアプリケーションから呼び出される共用ライブラリです。


 

非一時ファイル

ジョブが終了しても削除されることなく、ジョブ間にまたがって使用するファイルです。


 

非同期ワークユニット

非同期アプリケーションが実行される実行環境の枠組みです。 運用に必要な情報(環境変数、ライブラリ情報など)を登録することで、非同期ワークユニットに設定された実行環境下で非同期アプリケーションを動作させることができます。バッチワークユニットとも呼びます。


 

ファイル管理機能

バッチ実行機能よりジョブやジョブステップ単位に、資源制御依頼を受け付け、資源の排他/割当て制御、ファイルの事前容量チェック、ファイルの世代管理などを行います。


 

ファイル資源

使用するファイルの情報の総称です。


 

ファイルシステム設定ファイル

ファイルの事前容量チェック機能を利用するための設定を記述したファイルです。


 

ファイルのNetCOBOL連携

ファイル管理機能からNetCOBOLのファイル機能を使用する仕組みです。


 

ファイルの高速処理

NetCOBOLのファイル機能と連携して、COBOLファイルへ高速にアクセスします。


 

ファイルの事前容量チェック

バッチジョブで使用するファイルの容量を事前にチェックする仕組みです。


 

ファイルの世代管理

バッチジョブで使用するファイルのバックアップを保存し、ファイルの世代を管理する仕組みです。


 

ファイルの追加書き

NetCOBOLのファイル機能と連携して、すでに存在するファイルにデータを追加する機能です。


 

ファイルの排他

複数のバッチジョブ間でのファイルの競合を防ぐための仕組みです。


 

ファイルの連結

NetCOBOLのファイル機能と連携して、1つの資源名に対し複数のファイルを連結してデータ参照を可能にする機能です。


 

ファイルの割当て

バッチジョブで使用するファイルを割り振る仕組みです。


 

ファイルパスの論理化

バッチジョブ定義でそのジョブで使用するファイルの格納先のディレクトリを論理的なディレクトリ名で定義しておき、バッチアプリケーションの実行時に、絶対パス名に置き換えて処理を行う仕組みです。


 

復元簡易化ツール

バッチサーバ環境資源、およびバッチジョブ定義データベース環境資源の復元手順を簡易化するためのサンプル群の総称です。


 

複数サブシステム運用

Systemwalker Operaiton Managerの運用形態です。1つのサーバ上でサブシステム(ジョブスケジューラおよびジョブ実行制御)を複数動作させる運用です。


 

プレロード

バッチワークユニット起動時に、メモリに展開するライブラリです。利用頻度の高いバッチアプリケーションやバッチワークユニット内共用ライブラリを配備することで、バッチアプリケーションの起動時間を短縮できます。


 

プロジェクト

【Interstage Studioの場合】
Interstage Studioにおいて、ソースプログラムやライブラリなどアプリケーションを作成するために必要なファイルを管理する単位です。バッチジョブ定義エディタの場合は、バッチジョブ定義ファイルを管理する単位です。

【Systemwalker Operation Managerの場合】
Systemwalker Operation Managerにおいて、業務内容で分類した、ジョブスケジューラ配下のジョブネット/グループの集まりです。


 

プロシジャ

定型的な処理を行う複数のジョブステップをまとめたものです。


 

プロシジャ定義

プロシジャを定義する情報の集まりです。
以下の定義情報で構成されます。



 

プロシジャ定義エディタ

バッチジョブ定義エディタを構成する機能の1つです。


 

プロシジャ定義ファイル

プロシジャ定義の情報を格納するファイルです。プロシジャ定義ファイルの作成や更新は、プロシジャ定義エディタにて行います。


 

プロシジャ定義名

プロシジャ定義に付ける名前です。


 

プロシジャ呼出しステップ

プロシジャを呼び出すジョブステップです。


 

プロシジャ呼出しステップ定義

ジョブ定義を構成する情報区分の一つです。プロシジャ呼出しステップの情報を定義します。
以下の定義情報で構成されています。



 

マルチRDB

1つのシステム上で別々のRDBディクショナリをもつ複数のSymfoware/RDBを起動することです。マルチRDBでは、それぞれのSymfoware/RDBを独立して動作させることができます。また、あるアプリケーションが複数のSymfoware/RDBの環境に結合してデータアクセスすることができます。


 

マルチジョブコントローラ

ジョブを並列に実行して高速に処理するための機能です。


 

論理ディレクトリ

ファイルパスの論理化機能を利用する場合に指定する論理的なディレクトリです。


 

論理ディレクトリ選択

ファイルパスの論理化機能を利用する場合に、ジョブで使用するファイル名から論理ディレクトリを選択する仕組みです。


 

論理ディレクトリ定義

ファイルパスの論理化機能を利用するための定義です。


 

ワークユニット

アプリケーションが実行される実行環境の枠組みです。 運用に必要な情報(データベースや環境変数、ライブラリ情報など)やオブジェクトを登録することで、ワークユニットに設定された実行環境下でアプリケーションを動作させることができます。


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