信頼ホスト定義ファイルは、テキストファイルとして以下に格納されています。
このファイルは、viやメモ帳などのエディタを使用して直接編集できます。
ファイル名:
mjhosts
格納パス:
信頼ホスト定義ファイルは、サーバ上の以下の場所に格納します。
【Windows版】
Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ¥MpWalker.Jm¥mpmjessv¥user
複数サブシステム運用を行っている場合は以下のようになります。
サブシステム運用していない場合と同じ
Systemwalker Operation Managerインストールディレクトリ¥MpWalker.Jm¥mpmjessv¥mjesn¥user (n =サブシステム番号)
【UNIX版】
/etc/mjes
複数サブシステム運用を行っている場合は以下のようになります。
サブシステム運用していない場合と同じ
/etc/mjes/mjesn (n =サブシステム番号)
ファイルのパスおよびファイル名は変更しないでください。特にmjhostsファイルをメモ帳で新規に作成した場合、ファイル名が“mjhosts.txt”となり、定義内容が無効となりますので注意してください。
記述形式
信頼ホスト定義ファイルの記述形式を以下に示します。
ホスト名 [noroot] |
ネットワークジョブの受付を許可する投入元サーバのホスト名を指定します。ホスト名は最大64バイトまで指定できます。
当該サーバからネットワークジョブの依頼を受けた時に、そのジョブの投入者が一般ユーザの場合にのみ、ジョブを受け付けます。投入者がシステム管理者(Administratorsグループに所属しているユーザまたはスーパーユーザ)の場合は受け付けません。
入力規約
信頼ホスト定義ファイルの入力規約を以下に示します。
1つのサーバの定義は1行で行います。
ホスト名の前には空白のみ入力できます。
ホスト名とnorootパラメタの間は、1つ以上の空白を入力してください。
ホスト名は最大256個まで定義できます。
同名のホスト名を定義した場合、先に記述された定義が有効となります。
ホスト名の長さが64バイトを超えている場合、当該行は無効となります。
コメント
norootパラメタのうしろには、空白を1つ以上空けてコメントを記述できます。
コメントは128バイトまで指定できます。
空行はコメント行となります。
norootパラメタ以外の文字列がホスト名のうしろに記述された場合は、コメントとして扱われます。
記述例
記述例を以下に示します。
server1 This server is …… |